こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
12月8日は野上らん大阪市議会議員・いごしちかよ東大阪市議会議員に依頼され、経産省の担当者と「GoTo商店街」事業の改善についてオンライン意見交換を行いました。
委員会のオンライン出席を議論した際にも、守島正・大阪維新政調会長と総務省をつないでオンライン意見交換を何度か行いましたが、これが可能になり地方議員と国政がシームレスに繋がれるのは本当に大きいと思います。
「GoToトラベル」「GoToイート」に比べて一般的な注目度は低いGoTo商店街ですが、やはり他のキャンペーンと同様に改善点は山積みです。
特に大きいのが、「不採択理由がほぼ説明されず、再申請が事実上できない」という部分。
商店街がキャンペーン対象になるために申込みをして、不採択になると上記のようなペラ一枚が送られてくるのですが、チェックボックス式に理由が箇条書きにされているだけ。
その下にはわざわざ「問い合わせには応じない」旨が記載されており、「基準を満たさなかった」と言われても、何が悪かったのかもわからず取り付く島がありません。
野上らん市議のTweetの通り、約半数の申込みが不採択となる中、これではキャンペーンが事前の計画通りに実施され効果をあげられるのか不安視されるところです。
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こうした懸念点については担当者より、
・採択を約束するわけではないが、不採択理由については丁寧に問い合わせに応じるよう改善する
・公式ホームページにも、その旨と担当部署直通番号を掲載する方向で善処する
という前向きな回答をいただくことができました。
私からは、これから申し込みする事業者への対応はそれで良いとしても、すでに不採択となった事業者の方々にもその旨(不採択理由を説明できること)が伝わるように何らかの対策を講じてほしいと要望をしたところです。
市議の2人からは現場の声として、事業期間の延長や採択通知の迅速化、また基礎自治体との連携などについても現状説明・要望がありました。
私もできる限り地元の声を聞くように努めておりますが、やはり地域により近い地方議員の方々の感覚や意見は非常に貴重で、私自身もトラベルやイートに目が向きがちや「GoToキャンペーン」について考え直す機会になりました。
今後も地方議員の皆さまと連携し、コロナ禍における経済対策が使いやすく効果的になるよう改善策を具体的に要望・実現してまいります。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2020年12月8日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。