ポストコロナの東京を描く「東京みらいビジョン2021」

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こんにちは、東京都議会議員(町田市選出)
無所属 東京みらい おくざわ高広です。

さて、12月24日は一年に一度、翌年の東京都予算に対して政策提言をできる機会でした。

昨年提出した「東京みらいビジョン2020」をベースに、新型コロナで浮き彫りになった課題や都民の皆様からいただく声に対する私たちなりの答えを盛り込みました。

また、株式会社インサイトテックと協働して取り組んできたAIで課題を見える化する取組から派生した「幸福の正体」を知る調査や

政と民の間にある答えを見つけるTEAM無所属 東京みらいのメンバーとの議論を踏まえたものとしました。

全52ページにわたる提案資料はこちらからご覧いただけます。

東京みらいビジョン2021

また、提言の様子はインターネット中継がされていましたので、こちらからご覧ください。

1時間57分30秒頃から提言が始まります。

無所属 東京みらいの3人は、それぞれが大事にしていることや得意なことが違うけれど、

目の前にある課題に対して、持てる知識や経験を総動員して解決を図るところが良いところかなと思っています。

斉藤れいな議員は、徹底的に「人」に寄り添うタイプで、それが児童虐待の未然防止や子育ての社会化を目指すという重点政策が生まれています。ブログはこちらから

森沢きょうこ議員は、自分らしく生きていくことを大切にしていて、その制約になることを取り除きたいという想いが強く、ダイバーシティ&インクルージョンという重点政策につながります。

では、私はというと、エビデンス(科学的な知見や客観的な事実、数値)の裏付けと構造的な課題を見つけようとするタイプであり、それが端的に表れる場として、教育施策に重点的に取り組んでいます。

そんな三者三様の仲間たちが議論を尽くしていく中で共通してくるのが、誰にとっても幸せを感じられる東京であってほしい、その幸せがあふれ出す都市になってほしいという願いです。

そのためには、多様な価値観を持つ都民が多様な選択肢をもてるようになることに加えて、不安や不満といった「不」を解消していくことが必要だという点に集約されていきます。

重点政策については、改めて解説するとして、これからも、誰もが生まれてきて良かったと思える社会を目指して、一歩ずつ進んでいきます。

それにしても、徹夜に近い状況が続いていたのですが、無理がきかなくなっている自分に気づかされました。

少し働き方も見直していく契機にしたいと思います。


編集部より:この記事は、東京都議会議員、奥澤高広氏(町田市選出、無所属・東京みらい)のブログ2020年12月25日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおくざわ高広 公式ブログをご覧ください。