英紙テレグラフが22日、国際オリンピック委員会(IOC)が、東京五輪・パラリンピックの開催のため、出場全選手へのワクチン接種を世界保健機関(WHO)が主導し、発展途上国にもワクチン供給を目指す枠組み「COVAX(コバックス)」と協議を進めていると報じている。
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日本には、意味もなく東京五輪を中止させ、それをもって政府に打撃を与えようという輩が多い。その筆頭は日本医師会の中川会長であって、予定どおり東京オリンピックが開催された場合の医療体制について問われ、
「外国の選手団などに新型コロナ患者が発生しても対応は不可能」「(オリンピックで)外国からたくさんのお客様がみえて、選手団だけでも大変な数です。そこにもし新たな新型コロナウイルス感染症の患者が発生したら、今の医療崩壊が頻発していて、面の医療崩壊が起こるのではないかという状況のもとで、受け入れが可能かというと可能ではない」「ワクチンが劇的に効いたり、特効薬が急にできるなどといった神がかり的なことがなければ難しい」
とか言っている。
欧米の数十分の一の感染者でいとも簡単に医療崩壊だとか言っている世界最低の日本の医療界は、日本の癌である。自分たちの懐具合と安楽な生活とコロナ患者なんぞ怖くて見たくないということだけで動いてる。
この人は、五輪を中止させて医師会の政治力をみせつけ、併せて、医者優遇の財政措置などを勝ち取るつもりだろう。政府が言うべきなのは、五輪が中止になったら日本の医者達の責任だから覚悟しておけということだろう。そのくらい言わないと、日本の医者はコロナと本気で戦わないだろう。
東京五輪を予定通り開催することは、アスリート・ファーストの観点から好ましい。すでに何度か書いたが、東京五輪を中止すれば、8年間、五輪が開催されなくなってしまう。これはある世代を五輪から排除することになる。
再延期という手もあるが、私は規模を縮小しても開催すればいいと思う。コンタクト・スポーツなど一部の競技だけ、来年に延期だっていいと思う。
基本的には、選手はワクチンを打った者だけ。本国での接種が可能なら証明書で、本国でできなければ、日本入国後、一定期間隔離してからでもいい。選手の分くらい、日本政府、IOC、製薬会社の連携で確保できるだろう。
観客もワクチン接種した人だけに限ればいい。気分的なことも含めて、ワクチン接種の促進になって、コロナ制圧に五輪が貢献することになるので、おおいに結構なことではないか。別に強制ではない。接種が嫌なら参加しなければいいし、観客は払い戻し受けるだけだ。
このほか、外国の観客は入れないとか、中間的な解決はいくらでもある。