小室圭が王配殿下や天皇の父になる可能性を検証

眞子様と小室圭氏が結婚しても、小室圭氏が皇族となったり、その子孫が天皇となることなんかないと思っている人が多いのだが、おおいにあり得るのである。

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まず、現在の皇位継承順位に従って、今上陛下→秋篠宮皇嗣殿下→悠仁親王と来た場合について考えてみよう。それで、悠仁親王に男子があれば継承されるが、男子がいなければ、女系を認めるか旧宮家ということになる。

そこで旧宮家ということならそもそも問題がないのだが、それを嫌がる人が多いので、とりあえず、その場合は小泉内閣のときの皇室典範改正のときのルールを適用して女系継承を認めるとしてみよう。

そうすると、悠仁親王に女子がいたら、そちらに行く。しかし、女子もいないのなら、眞子様が第一順位で、かりに、悠仁親王より眞子様が長生きしたら、眞子天皇になり、小室氏がエジンバラ公のような立場になる(王配殿下という場合もあるし、欧州の歴史では共同天皇もありうる。デンマークの王配殿下は国王の称号を要求している)。

そして、その次は、眞子様と小室氏の子どもに引き継がれ、父親である小室氏には太上天皇の肩書きが検討されるかも知れない。

いずれにせよ、悠仁親王が天皇になれば、愛子様より眞子様が優先になるのだ。

次に、皇室典範を改正して、悠仁親王を廃嫡して、愛子様を次期天皇にするとする。その場合には、愛子様の次は男女を問わず愛子様の長子が天皇となる。しかし、愛子様に子どもがいなかったらどうなるかといえば、これも、悠仁様でなく、眞子様が生きておられたら眞子様、先に亡くなっておられたら小室氏と眞子様の子どもが天皇になる。

もちろん、変則的に、さっさと眞子様と小室氏を結婚させて、皇籍を離脱させ、そのあとで、愛子様と佳子様を女性宮家にして皇位継承の対象としたらどうかという人もいるが、あまりにも技巧を労しすぎだ。それに、眞子様の結婚が前例になって、愛子様や佳子様が困った人と結婚したいと言い出されたときに、反対する理由もなくなっている。