一部野党の審議拒否連発で、非生産的な国会運営が続く…
こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
毎度のことではありますが、国会の終盤戦になってくると、一部野党が支援者向けに「見せ場」を作ろうと不可解な行動に出始めます。
参院厚労委 副大臣遅刻で野党反発 医療法改正案審議中断し流会 | NHKニュース https://t.co/TcW7SzPm8Z
→NHKも事実誤認も甚だしい。野党である僕の質疑時間に三原副大臣がいなかったことは間違いないが、答弁を求めていないので副大臣が出席しなくても全く問題がない。— 東 とおる(参議院議員) (@toru_azuma) May 14, 2021
まず昨日は、三原じゅん子副大臣が委員会にいなかったことを理由に審議が中断。本日行われる予定だった本会議にまで影響がでました。
東議員も指摘している通り、大臣が出席しているのですから、答弁予定がなければ副大臣はその場にいなくてもまったく問題ありません。
これそもそもね、大臣が出席してるのに副大臣政務官も出席要求する厚労委員会もどうよ、ハウス異なれどYの井先生とかが騒いでそういうルール作ってんじゃないの?って思うでしょ。あにはからんや政務三役出席のルールは自民党野党時代にできた厚労委員会のローカルルールなんですよ。アカンね両方とも https://t.co/wcHDLGc5OB
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) May 13, 2021
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そして本日は、衆院・内閣委員会で審議拒否!
意味不明の審議拒否。この理屈で退席をするなら、議論などできない。立憲・共産による国益無視の国会対応は目に余ります。国民民主党は今回、同調しなかった模様。 #NewsPicks https://t.co/cPCNziMq34
— 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) May 14, 2021
理事会は無事に終了して委員会質疑を始めたところ、自分たちの質疑の時間になったら高橋洋一氏がいないことにキレて退室。なぜか共産党もつられて退室。
はぁぁ???!!
高橋洋一参与の発言について批判や評価はあるとして、国会の参考人招致は実現するまでに協議ルールがあります。
参与と言えど民間人、それを1党派の政治的思惑だけで国会に呼びつけられたりすることがないよう、理事会で全会一致もしくは大多数の納得を要する。これは権力が濫用されないための議会の知恵です。
こうした議会運営を顧みず、自分たちが求めた参考人招致が実現しない、答弁にも満足できない、だから質疑の途中で帰ります!
なんてことをやっていたら、国会審議は成り立ちません。
立憲の質問者は、加藤官房長官、西村コロナ対策担当大臣、河野太郎ワクチン担当大臣、平井卓也IT担当大臣を呼んでおいて、自分の質問時間を途中で投げ出して退席。 https://t.co/Q68SyBDjRG
— 平将明 (@TAIRAMASAAKI) May 14, 2021
こうした方々に待ちぼうけを食らわせ、質疑の準備をした官僚全員の時間を奪い取ったわけですから、その損失は計り知れないものです。
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国会に来てもうすぐ丸2年。
地方議会でも審議拒否や深夜までの協議がなかったわけではありませんが、こうも好き勝手に、軽はずみな理由で審議拒否が濫発される国会(における一部野党)の常識は相変わらずまったく理解ができません。
もちろん彼らなりの大義でこういう行動をしているんでしょうけども、今回のようなやり方・ロジックは一部の熱心な支援者が喜ぶばかりで、大多数の国民には総スカンでしょう。
いち参与の(不適切なニュアンスがあったとはいえ、表現の自由内の)twitter発言で、国会審議を丸ごと飛ばすなんてことがありえますか??
ただただ見せ場づくりと嫌がらせのために行動する一部野党については厳しく批判の声をあげつつ、週明けからの国会正常化に向けて尽力してまいりたいと思います。
それでは、また明日。