立民・本多平直氏"ハラスメント発言"で党員資格停止は妥当か

本多平直衆議院議員 NHKより

15日に立憲民主党は、倫理委員会を党本部で開きました。

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刑法で定める性行為への同意を判断できるとする年齢の引き上げを議論していた党の会合で「14歳の子と同意した性交で逮捕されるのはおかしい※」とした発言で批判を受けていた本多平直衆院議員(北海道)は、次期衆院選挙で北海道4区の公認を受ける予定でした。けれども、批判がさらに大きくなったことにより、党員資格停止1年で公認が取り消される見通しとなりました。

※本多議員が14歳の子と同意の上で性交した経験があるわけでは決してありません。

「誠心誠意、実現をしていきたい」ハラスメント防止対策委員会「調査報告書」を受けて、福山幹事長
 福山哲郎幹事長は13日、国会内で常任幹事会後に定例記者会見を開きました。性犯罪刑法改正に関するワーキングチームにおける本多平直議員の発言等に関する事実調査と再

荒井聡委員長は会合後、26日に公認取り消しを決定すると会見で述べました。

じっさいに性犯罪刑法改正WTに参加した岡本あき子衆議院議員などから、処分について異論が上がっています。

立憲民主党の内部からも、党の第三者機関「ハラスメント防止対策委員会」が作成した調査報告書自体を疑問を呈する声も多いです。

そのために、身内に甘いという批判が大量に起こりました。

非公開での議論への懲罰を安易に出す危険性を指摘する声もあがりました。

非公開であろうとなかろうと、例え話であろうとなかろうと、おかしいものはおかしいという意見もあります。

なにを議論しているのか確認しないままで、空中戦が展開されています。

立憲主義とは何だったのでしょうか。

冷静な議論を望みます。