都議会臨時会(8月18日)開会

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東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・40歳)です。

緊急事態宣言延長が8月17日に決まりましたが、18日から東京都議会は臨時会が開かれます。
宣言延長に伴う予算措置や新たな都の方策についての議論がメインになります。

今、議会が知事側より示されている補正予算額は3278億円です。8月12日に出ていた補正予算(1566億円)に、延長を受けての1722億円補正が追加されました。

8月12日発表分

8月17日追加分

ところが、多くの方から、もう効果がないだろうと言います。
「人流を抑制する」という意味においては、為政者のメッセージが刺さっていないわけですから、そうなるのも致し方ないとも言えます。ただ、そこには冷静に物事を見つめる必要があります。欧米で行われてきたロックダウンが憲法上、不可能であるのが前提の日本において、お願いベースの「要請」が20年春から続けられてきました。それも中身を見れば、主に飲食店への時短や酒類提供自粛の要請です。私自身は4月から、この酒類提供自粛については科学的、合理的説明がなされない限り、街場の飲食店を説得できないと、都庁中枢へと訴え続けましたが、未だに回答はありません。でも、私は欧米に比べて、まだ耐えている医療現場の皆さんに心から敬意を表し、全力で体制・環境整備に注力したいと考えております。ただ、これまで長く続いてきた「医療現場の常識」があります。政治も行政も医療現場も「非常事態」「災害レベル」だからこそ、前例を乗り越えていかなければなりません。私達が本気だという熱量が広く国民に届かなければ、事態は打開しないのだと考えています。都議会では、新型コロナウイルス対策に特化した特別委員会設置の動きがあり、この臨時会で設置されると思われます。多くの皆様には注視して頂きたいと思います。

最近、YouTubeの方では思うところがあって、2つの東京都のコロナ医療現場について語っています。こちらもテレビでは中々取り上げてもらえない、数字や事情を語っています。