元挺身隊訴訟の原告弁護団は、韓国地裁が三菱重工業の債権の差し押さえと取り立てを命じたことを明らかにしました。
三菱重の債権差し押さえ 元挺身隊訴訟、韓国地裁認める - 日本経済新聞
【ソウル=恩地洋介】韓国大法院(最高裁)が三菱重工業に賠償を命じた元朝鮮女子勤労挺身(ていしん)隊訴訟の原告弁護団は18日、ソウル近郊の水原(スウォン)地裁が、同社の債権差し押さえと取り立てを命じたと明らかにした。取引先の韓国企業は三菱重工側に商品代金を支払えない状況にあるという。元徴用工の関連訴訟で日本企業に金銭面の...
この措置により取引先の韓国企業のLSエムトロンは三菱重工側に商品代金を支払えなくなっているそうです。
報道が事実ならば、日本企業は韓国で商売が続けられるのかという選択を迫られそうです。
差し押さえ命令が出たのは、韓国のLSエムトロンが三菱重工エンジンシステムに支払うはずの代金約8000万円。徴用工裁判の「道が開かれた」とする韓国だが、三菱重工のグループ会社とその取引先のビジネスに手を掛けただけ。徴用工裁判は現在20件ほどが進行待ちで、これが罷り通れば韓国との商売は危うい pic.twitter.com/KCAhj6RVV7
— 小咲なな (@TIOffoa1Iny67ll) August 18, 2021
三菱重工が賠償に応じなかったため、三菱重工の顧客の韓国機械メーカーであるLSエムトロンから取り立てるという荒業のようですが、国際的には認められるのでしょうか。さすがに韓国に進出している他の国々の企業へも、多大な影響を与えそうです。
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韓国の金富謙首相は、近々の8月18日に、日本と「未来のために話し合うべき」と述べています。ほんとうにそうあってほしいものです。7月には日韓関係を回復するには「日本の努力が必要」とも述べています。
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