まあ、社民党やれいわは歓迎するだろが、立共社れの4党政策協定には大見出しを振るほどの価値はないな
野党4党という時は、これからは立憲民主党、共産党、社民党、れいわの4党のことだと思っていた方がいいだろう。
国民民主党が立憲民主党とは別の路線を歩むことがこれで確定したことになるから、これからは多少は国民民主党に注目が集まるようになるかも知れない。
国民民主党が共産党や立憲民主党とは一線を画している保守中道の政党である、という認識が国民の間に拡がればいい。
今度の衆議院選挙で何人当選するのか分からないが、あくまで目標は来年の参議院選挙である。
参議院選挙にいい候補者を揃えることである。
定数1の小選挙区では見込みはないが、定数が3以上であれば国民民主党にも出番が回ってくる可能性がある。
国民民主党は政策を磨くと共に、出来るだけいい候補者を多く揃えることである。
自民党の総裁選で埋没が懸念される政党に起死回生の一手、ありやなしや
候補者と目されている方々には気の毒だが、今の世の中はマスコミに取り上げられるような活動をしないとどうしても政党の影も候補予定者の影も薄くなるものである。
自民党の総裁選を上回るような話題を野党の皆さんが提供出来るような状況ではなさそうだ。
立憲民主党と共産党の間での候補者調整、いわゆる立共合作は大した話題になりそうにない。
それこそ自民党にあやかって立憲民主党や共産党の党首選でもやれば、マスコミも無視を決め込むことは出来なくなるだろうが、衆議院選挙を目の前にしての党首選は皆さん、やりたくないだろう。
このまま埋没するしかないようですね。
意地悪なようだが、本当のことを書いておく。
横浜市長選挙では、菅さんの不人気が自民党推薦の候補者への支持をグッと減らす方向に働いたが、菅さんの総裁選不出馬表明で、今は当時の不人気が夢のようである。
自民党の救世主は菅さんだった、ということになりそうだ。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2021年9月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。