「野党系の牙城」が覆った旭川市長選:前市長が投げ出したいじめ問題の解決を期待する

「野党系の牙城」旭川市長選で、維新(+与党)推薦候補が初当選!前市長が投げ出したいじめ問題の解決を期待する

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

今週末は東京6区、9区、12区などの応援へ。報道は総裁選挙一色ですが、街も徐々に選挙モードになってきていることを感じます。

そして国政選挙以外にも、毎週のように全国では首長選挙・地方議会議員選挙が行われており、本日26日は北海道旭川市長選挙の投開票日でした。

この旭川市長選挙にて、自民・公明・維新・大地が推薦した今津ひろすけ候補が、前市長の後継者で立憲民主党などが推薦する候補を破って当選確実となりました。

旭川市は野党系の市長が15年間その座を死守し、小選挙区でも野党系が勝ち上がっている牙城でした。

今回の選挙でも、前市長が後継指名した野党系候補が手堅く勝利するのではないかと言われていましたが、蓋を開けてみれば早々に当確が出る完勝。

これはやはり、立憲民主党公認で国政選挙に出馬するために、いじめ問題の解決を投げ出して市長職を辞した前市長への厳しい声も大きかったと思います。

この14歳少女いじめ問題は同期の梅村みずほ議員からのバトンを受け、私が国会で初めて質疑で取り上げてから、解決のための働きかけを続けてきました。

第三者委員会の調査が後手後手にまわり、文科省もしびれを切らして課長クラスを派遣するなど、西川将人前市長を含めた政治・行政のリーダーシップが欠如していたことは明らかです。

今津ひろすけ新市長には、厚顔無恥な前市長が責任放棄をしたこのいじめ問題に指導力を発揮して、局面の打開に動いていただけることを期待し、我々もバックアップをしていきたいと思います。

それにしても、国政選挙や首長選挙で連敗続きだった菅政権の、最後の最後で与党推薦候補が完勝したというのは、なんとも複雑な話です。

総裁選挙の影響・勢いもあったのでしょうね。。

その総裁選挙も残すところ3日となりましたが、その行方に注視しつつ、我々も準備を進めて参ります。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2021年9月26日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。