楽しさよりも焦りを感じてしまう「気の早いクリスマス」

今週ランチでいつものサラダのお店に入ったら、BGMに早くもクリスマスソングが流れていました。

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先週末は、ハロウィンの騒ぎをメディアが報じていたと思ったら、もう次はクリスマスという訳です。

日本では、ハロウィンは定着してきましたが、サンクスギビングは馴染みが無いので、11月のイベントが無い。そこで少し早くからクリスマスで盛り上げようとするお店が多いのです。

子供の頃は、クリスマスと言えばプレゼントがもらえ、ケーキが食べられ、街が賑やかになるのがとても楽しかった思い出があります。

しかし、最近はクリスマスが近づくと、1年が終わってしまう気がして、なんだか焦りを感じてしまうのです。

「この1年、自分は何をやってきたのだろうか?」
「まだやり残したことがあるのでは無いか?」

そんな声が聞こえるような気がして、締め切りに追われて原稿を書いているような気分になってきます。

お店にとっては、クリスマスはプレゼントや会食などで盛り上がるマーケティング上の重要な行事なのかもしれません。でも、クリスマスの音楽や装飾はせめて12月に入ってからにして欲しいというのが個人的な希望です。

11月は、美味しい和食でも食べて、日本の秋から冬への季節の移り変わりをゆっくりと味わいたいものです。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2021年11月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。