「和」の時代の到来を望む

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実に剣呑な時代だと思うが、しかしこの剣呑な状況を何とか克服して、「和」の時代、「和」の世界を創り上げていただきたい。

ウクライナの帰趨を巡っての米ロの対立は実に深刻だが、幸い米ロ首脳の直接の対話が続いているようなので、何とかして米ロの対立がこれ以上深刻化しないよう出口を見出していただきたい。

この問題について、日本に出来ることはない。

国連も何も出来ないはずだ。

結局は、アメリカの大統領とロシアの大統領の話し合いに委ねるしかない。

アメリカの大統領がバイデンさんでよかった。

ただし、不安はある。中間選挙で民主党が共和党に敗れると、トランプ支持者の方々の勢いが増して、バイデンさんはアメリカの世論を抑えることが出来なくなってしまうかも知れない。
バイデンさんの健康問題もある。

何とかアメリカに頑張ってもらいたいが、そのアメリカがかつてほど強くなさそうなのが気掛かりである。

対中国についても然り。相対的にアメリカが守勢に回っているようだ。

アメリカはアメリカが弱っている部分を日本に補ってもらいたいのだろうが、ハイ、分かりました、と言えるような簡単な問題ではない。

日本には日本の立場がある、日本の国益を守り、日本国民の安心・安全を確保するために、日本は日本独自で判断する、と言わざるを得ないだろう。

日本はアメリカの同盟国である、などという美辞麗句にくれぐれも釣られないことである。

まあ、岸田・林・茂木ラインなら何とかこの厳しい状況を乗り切ってくれると信頼しているのだが・・。

足の引っ張り合いではなく、競い合いの時代に変えよう

現役の政治家の皆さんには、いいものはいい、悪いものは悪い、と本音で語りあえる政治を実現していただきたい。

足の引っ張り合いや罵り合いは、くれぐれも御免蒙りたい。

政治家はとかく建前で動きがちだが、建前に固執し過ぎると相手方のいいところや自分たちの弱いところに目を瞑りがちになる。

断定的に物を言う人の方が如何にも強そうに見えるが、大体はどこかに弱点を抱えているものである。

謙虚な人はあまり自説に固執しないので、如何にも自信がないのか、無定見なのか、それとも軟弱な印象を与えがちだが、そういう謙虚な人の方が本当のことを知っていることが多い。

声が小さいので、声が大きな人の間で埋没しかねないが、声が小さいからといって侮っていると失敗する。案外、こういう人の方が役に立つ。

ご本人の持ち味を存分に引き出し、これを活用すればいいだけの話。

今年の参議院選挙に立候補すると噂されている人の一覧が今朝の新聞各紙に掲載されていたが、これだけでは殆ど何の参考にもならない。

良識の府と言われる参議院に相応しい方々が名乗りを上げてくれるといいのだが・・。

まあ、さすがに罵り合いや足の引っ張り合いが得意だと思われる方々の名前が殆どないのが救いではあるが・・。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2022年1月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。