いまだ岸田総理の訪米、実現せず。前政権から明らかに見劣りする外交力の弱さと不安

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

残念ながらコロナ第6波の波が高まる中、沖縄では米軍をきっかけとした感染拡大が続いています。

米軍基地内でのクラスター発生から、なんら迅速かつ日本国内のルールに則った適切な対応ができていなかったことが次々に判明し、与党内からも疑問の声が上がっています。

岸田総理は冒頭のニュースの通り、日米地位協定の見直しを含む毅然とした対応に消極的ですが、その弱腰は沖縄県民や日本国民から米軍への信頼をますます毀損することになりかねないのではないでしょうか。

通常国会前に明らかになりつつあるのは、前政権までと比べたときの、岸田内閣の外交力の明らかな弱さです。

訪米決まらずやきもき 岸田首相、通常国会前に照準(2021年12月19日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021121900066&g=pol

新政権発足後、通例である日米首脳会談が未だに実現せず、結局「やきもき」したまま来週には通常国会の開会を迎えます。

外相経験者である岸田総理には一定の外交力が期待されていたものの、北京五輪への対応・決断を先送りしたことも含め、我が国の国際的なプレゼンスがこれでは下がるばかりです。

事後検証が不十分なまま「まんぼう」という措置でコロナ第6波に立ち向かおうとしている点も含めて、これまで感染者数激減によって「なんとなく」許されていた岸田内閣の綻びが明らかになりつつあります。

こうした点をはっきり指摘し、政府与党が二の足を踏む対応を実行にうつしていただけるよう、迫る通常国会に向けて準備を進め、論戦に挑んでまいります。

それでは、また明日。

岸田首相 首相官邸HPより


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2021年1月6日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。