ディストピアに関する書籍3冊一揆(?)に紹介

野北 和宏

言論プラットフォーム アゴラの記事で、與那覇 潤さんの「オープンレター・ディストピアを排す:呉座勇一氏の日文研「解職」訴訟から考える・完」を読みました。

その中で、星新一(著)「声の網」という長編(連作短編)を例としてディストピアを紹介されていました。つまりそこでは、「どんな人にも恥ずかしい失敗、性愛にまつわる挿話、自分でも美しいとは思わない怨恨など、法に反してはおらずとも「心を許した人以外には言えない秘密」はあるものだ。それが社会全体を挙げて当人を攻撃し、服従させる道具へと変じたときの怖さ」とのこと。

與那覇潤さんの記事で登場する呉座勇一さんの著作、呉座勇一(著)「一揆の原理」は過去に動画で紹介しました。

最近ディストピアという言葉を頻繁に耳にします。そこで今回は、このディストピアに関連する3つの本を紹介いたします。

星新一(著)「声の網

ジョージ・オーウェル (著), 田内 志文 (著)「1984」

橘玲(たちばなあきら)(著)「裏道を行け ディストピア世界をHACKする」 

動画のノギタ教授は、豪州クイーンズランド大学・機械鉱山工学部内の日本スペリア電子材料製造研究センター(NS CMEM)で教授・センター長を務めています。