大人になる日だけど、「大人」になってはいけない?

人生の先輩たちとの向き合い方

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

成人の日の本日、全国各地で成人式が行われました。昨年は無念の不開催を決断した自治体が多かった中、今年は開会・参加することができた皆さまに心よりお祝いを申し上げます。

私は町田市長選挙に維新公認で挑戦予定の「おくざわ高広」さんの事務所開きへ。

本人からは成人式の今日、「世代交代」と改革で20年後も希望あふれる日本を次世代へ引き継ぐ決意が述べられました。

さて、以下は毎年のように成人式になると書いていることですが(なので他意はありません)。

成人の日・成人式は大人になる儀式である一方、完全に「大人」になってはいけないといいますか。

「君たちには無限の可能性がある」
「これからは君たちの時代、若い力で変えて言って欲しい」

という綺麗なだけの政治家スピーチを聞いていると、時々イラッ☆とするんですよね(笑)。一方で、

「君たちはまだ若すぎる」
「もっと経験を積んでからにしたらどうだ」
「年長者の言うことは素直に聞いておきなさい」

と若者たちを潰してしまう人たちが、この世の中にはなんと多いことか。長幼の序はしっかりとわきまえて敬意を保ちつつも、若い世代の皆さまにはこういう抑圧と思いっきり闘って欲しいのです。

ただその時に、たった一人で声を上げて闘わざるを得ない状況になっているとすれば、それは単なる多分ワガママかやり方が間違っている可能性も高い。

抑圧と戦い抜くためには、少なくとも同世代や同属性の仲間には広く認められる必要があるでしょう。

そうした中でもちろん、人生の先輩も抑圧をする人たちばかりではありません。本当に後人の可能性を信じ、支え、後押しをしてくれる素晴らしい方々もたくさんいます。

そういう人たちに出会えるかどうかは…こればかりは運と縁、なんでしょうねえ。。

一つ言えることは、素晴らしい運と縁に巡り合う可能性を上げるために、色々なところに顔を出して出会いの数を増やすということは大事なんだと思います。

とりとめもない話になりましたが、新成人の皆さま、改めておめでとうございます!

人生はこれからまだまだ長い。もしいま、あまり上手く行ってないなあ…と思っている人がいても大丈夫。

私も学生時代はだいぶアレでコレないわくつきの人物でしたが(?!)、周囲にも恵まれてなんとかここまでやってこれました。

二十歳くらいの時の阿部司代議士と私。

人生は長距離マラソン。慌てず焦らず、しかし軽やかに駆け抜けていきましょう。

それでは、また明日。

 


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2021年1月10日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。