こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選挙区)です。
立憲民主党による「お墨付き(問題ないから党としては関与しない)」を得た、菅直人最高顧問の暴走はとどまることを知りません。
ついには維新支持層の有権者や大阪府民を指して、「低所得」とレッテルを貼るまにで至りました。
まったく度し難い発言ですが、さらに輪をかけてこれを擁護する支援者・知識人の姿勢はいかがなものかと言わざるを得ません。
こちらは人権派を自称されているジャーナリストの方。「情弱(情報弱者)」というワードには侮蔑の意味が込められていることは、ネットに明るい方なら周知の事実です。
透けてみえるのは、自分たちが絶対的に正しいと考え、それが理解できない人々にはあからさまに冷淡になる姿勢です。
弱者や人権を守り、自分と異なる考え方を積極的に包摂する「多様性」を標榜する本来のリベラルは、一体どこに行ってしまったのでしょうか。。
自分で挑戦状を叩きつけておいて、公開討論からは逃げてしまった菅直人氏。
「闘うリベラル」とはご都合主義で逃げ回りながら、自分と違う立場の人にレッテルを貼ってまわり悦に浸る人のことを指すのかと、厳しく指摘をさせていただきたいと存じます。
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私自身は保守/リベラルの二元論であえて語るなら保守に分類される政治家ですが、日本にも本来のまともなリベラルの存在はあったほうが良いと思っています。。
タコツボ化してしまったジャパニーズ・リベラル(Jリベラル)では政権交代の選択肢にはなりえず、政権与党に緊張感も生まれないでしょう。
この投稿に対しては「維新のことだろ」「自己紹介おつ」「ナチス・ヒトラーと本当のことを言って何が悪い!」と批判の大合唱。
あんまり称賛や擁護コメントがついたり拡散されたりしなかったので(最近のTwitterは急進左派が強い)、はからずも私の主張が裏付けられる結果となりました(苦笑)。
菅直人氏も、内容は的外れでも維新を攻撃すれば何千RTとされ、称賛のコメントが寄せられるというこれまでにない状態に陶酔し、自分を見失われているのではないでしょうか。
個人の発言は所属組織に影響を及ぼす(肩書があれば尚更)という当たり前のこともご理解されていない様子ですが、党としても懸命な判断をなされることを期待するばかりです。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2021年1月28日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。