外食の中でも好きな食べ物の1つがお寿司です。予約の取れない高級なお寿司もあれば、ウーバーイーツでデリバリーしてもらってうリーズナブルなお寿司も食べますが、いつも思うことは「味は価格に正比例しない」ということです。
一定以上の価格になると値段が高くなる割にクオリティの向上が追い付かなくなっていく。これは、お寿司に限らず、食事やお酒の値段に一般的に当てはまる「限界効用逓減の法則」です。
外での食事の場合、お店の雰囲気や、器のこだわり、店主の接客など様々な要因によって、食事に対する価値の感じ方は人それぞれ変わります。
以前、開催していた丸の内朝大学マネーコミュニケーションクラスの受講生だった「ミョン様」こと小川浩司さんが、会社で仕事をする傍ら、東京すしアカデミーに通い、寿司職人としての勉強をしているとSNSで知りました。学ぶだけではなく、市場に自ら買い出しに出かけ、試作を繰り返しているそうです(写真)。
アップされていた写真を見ると、高級寿司と見た目では区別がつきません。
果たして、素人が勉強して握るお寿司は、プロが高い価格で提供するお寿司とどのくらいの違いがあるのか?
そんな興味が湧いてきました。そこで「実験」企画として、4月2日にこちらのイベントをやってみることにしました。
題して「ミョン寿司@SHINOBY’S BAR 銀座」です。
初回ということもあり、お寿司、ペアリングのワイン、さらに開催するSHINOBY’S BAR 銀座からのお料理を含め、破格の税込7,700円です。これは、今回限りの「ファーストペンギン価格」です。
ちなみに、ワインも同じ丸の内朝大学マネーコミュニケーションクラスの受講生で、ワインエキスパートとWSETという2つの資格を持つ橋本好江さんが担当。お寿司に合うワインをセレクションしてくれます。
小川さんの希望もあり、初回は8名という少人数で始めてみて、好評であれば内容や価格を見直していく予定です。
7万円のお寿司は、ミョン寿司の10倍美味しいのか?そんなことを考えながら、今回の企画を楽しみたいと思います。
編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2022年3月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。