こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
本日の衆院・憲法審査会にて、ようやく緊急事態においてはという制限付きながらオンライン出席を認める報告書が策定されました。
これにより、ようやく「オンライン国会」が実現に向けて大きく動き出すことになります。
しかしこれは、あまりにも遅すぎたとしか言いようがありません。コロナ禍が始まってから丸2年、これまで何度も導入のタイミングがありましたし、国会議員に犠牲者まで出ているのに、事態が動くことはありませんでした。
オンライン国会実現への前進は喜ばしい一方で、これがまさに今の日本政治の限界・スピード感なのかと改めて痛感すると、暗い気持ちにもなります…。
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ロシア侵略によって世界情勢が目まぐるしく動く中、いま以上に政治のスピード感が求められていることはありません。
喫緊の内政としては、エネルギーへの高騰対策でしょう。
いま政治に必要なことは、国民に省エネを呼びかけることではなく、原発再稼働や高効率石炭火力の時限的活用に舵を切る政治決断です。それなくして単なる節電という「我慢」を押し付ければ、景気は冷え込む一方になります。
原発再稼働についてはもちろん、安全審査をクリアすることが必要となり、施設整備の問題・不備などで再稼働予定が延期されるケースも目立ちます。
果たしてこれを、電力会社任せにしておくことが適切なのか。テロ対策の設備増築など、工期延長が仮に予算的制約であれば、政府が支援をして再稼働スケジュールを大幅に前倒しすることなども考えられるはずです。
維新が本日提出した「緊急提言」には、内政・経済対策としてエネルギー政策の見直しも含まれています。原油高・エネルギー高から予測される物価上昇に対しても、消費減税・ガソリン減税などの機動的な対応が必要です。
明日以降も続く国会論争において、しっかりと本質的な議論を行い、強く働きかけてまいります。
それでは。また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年3月2日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。
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