ウクライナのゼレンスキー大統領が、23日に日本の国会で演説を行うことになりました。この国会演説は、ウクライナ政府が日本に申し入れたもので、ウクライナ側と日程調整が続いていました。当初は「前例がない」「国会にスクリーンがない」という理由で断るのではという観測もありましたが、国際情勢の激流には逆らえませんでした。
ウクライナ ゼレンスキー大統領の国会演説 23日夕方で最終調整 #nhk_news https://t.co/YSqBz8TS1e
— NHKニュース (@nhk_news) March 18, 2022
自民党の幹部によると、23日午後6時からオンライン形式で行われることがほぼ決まりました。これから国会での手続きが行われます。
ロシアによるウクライナへの侵攻を巡り、同国への支援や国際社会の連帯を訴えるとみられますが、日本政府・日本国民にとって予想外の発言が飛び出さないか、注目が集まります。
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なにが飛び出すか、さまざまな「予想」がなされています。
ゼレンスキーの国会演説はやはり日露戦争/日本海海戦に触れるでしょう
— Tetsuo Kotani / 小谷哲男 (@tetsuo_kotani) March 17, 2022
ゼレンスキー大統領、国会の演説では、ロシアが中立条約を破り満州侵攻したこと、無数の女性を強姦したこと、軍民60万人をシベリア送りにして強制労働させたこと、サンフランシスコ条約に反して南樺太、千島を不法占拠し、日本本土の北方4島にミサイル基地を作って脅していることに触れてください。
— 有馬哲夫 (@TetsuoArima) March 17, 2022
また、ふだんの意見の左右を問わず、ゼレンスキー大統領の演説にはさまざまな意見が述べられています。
米議会で真珠湾と9.11を同列に扱ったことを「許さん」という意見と。
ゼレンスキーがパールハーバーを9・11と同一視した演説を行った。日本の愛国者として許せない。ゼレンスキーの闘う姿勢は男らしく立派だと思うが、俺は日本人だ。日本をなめるな。
— 岩田温@YouTubeチャンネル開設しました! (@iwata910) March 17, 2022
今のタイミングで演説に「両国合意の範囲」を設定するのはどうなのかという意見があります。
ゼレンスキー大統領が日本人に伝えたいことを国会で演説すると日本の国益が損なわれるので、打ち合わせしろという支離滅裂な主張。「遺憾」「しっかり対応」「注視」とかゼレンスキーが言うわけなかろう。米英の演説で議員や人々が彼に心を動かされたのを見て、泉氏は何かを恐れているのかもしれない。 https://t.co/8GaG0J7zgc
— 飯山陽 Dr. Akari IIYAMA 新刊『中東問題再考』予約開始 (@IiyamaAkari) March 16, 2022
「とにかく争いに関わるのはダメ」という意見とそれに反対する意見と。
鳥越俊太郎氏が「私はゼレンスキーに国会演説のチャンスを与えるのには反対する!どんなに美しい言葉を使っても所詮紛争の一方当事者だ。台湾有事は台湾総統に国会でスピーチさせるのか?」。気は確かか?ロシアがウクライナを一方的に侵略したのであって“紛争”ではない。台湾の中国侵略など絶対ない。
— 加藤清隆(文化人放送局MC) (@jda1BekUDve1ccx) March 18, 2022
左翼陣営だけでなく、われわれの”お花畑”はついに目覚めるのでしょうか・・・。
ウクライナ侵略への左翼陣営の動揺が凄い。“お花畑”が現実に目覚めるかもしれないからだ。国会のゼレンスキー演説への異常な反発が物語る。91年独立以来“非核三原則&大軍縮”のウクライナが受けた災禍は未来の日本と重なる。もし揺るぎない抑止力の重要性を国会演説されたら終わり。野党が必死になる筈 https://t.co/j6ApGHDZyk
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) March 18, 2022
日本は左右どころか、あらゆる方面で意見が割れています。ゼレンスキー大統領の演説がどんな内容になるのか注目が集まります。