イギリスのボリス・ジョンソン英国首相は、土曜日にウクライナのキーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談しました。
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ウクライナを支援するための新たな資金提供や、軍事援助のパッケージを発表しました。
ゼレンスキー大統領は、東部の都市クラマトルスクで少なくとも50人が死亡したロシアの鉄道駅へのミサイル攻撃は「戦争犯罪」だと非難しました。市民の犠牲者が判明したことで、ロシアの責任転嫁にほころびが見受けられます。
キーウ近郊のブチャやマカリブなどの町では、ロシア軍撤退後の破壊状況が確認されつつあります。すでに数百体の民間人の遺体が発見されています。
欧州連合(EU)はキーウでの外交活動を再開しつつあります。イタリアも復活祭後にキーウの大使館を再開する意向です。
ウクライナの国防情報部長は、ロシア軍は国境を越えて再編成しており、ウクライナ東部に対する大規模な攻撃となる可能性があるとして、ハリコフに向けて前進する計画であると述べました。
ウクライナ政府は、東部ルハンスク地域の市民に対し、直ちに避難するよう呼びかけています。同地域のガイダイ知事は、ロシアが「攻撃のための軍備を整えている」と警告しています。
ロシアは北部から撤退した後、ウクライナ東部での攻勢を強めています。また、ウクライナの軍事指導部を再編成し、アレクサンダー・ドボルニコフ将軍が全体の指揮を執ると見られています。欧米当局によると、ドボルニコフ将軍はシリアにおけるロシアの作戦の経験があるといいます。
ウクライナ当局は、ロシア軍に包囲されている地域から人々を避難させるための10の「人道回廊」が合意されたと発表しました。提案された回廊には、破壊された港湾都市マリウポリからの脱出用も含まれています。