牛丼チェーン最大手の「吉野家」は18日、伊東正明・常務取締役企画本部長(49)が、若者を狙ったマーケティング戦略のことを「生娘がシャブ(薬物)漬けになるような企画」と発言していた事件で、伊東本部長を解任しました。
早稲田大学の公開講座で、受講生からクレームが入った模様です。
勉強と気分転換に今日から早稲田大学の社会人向け「デジタル時代の総合マーケティング講座」に通い始めました🌸ただ、初日から激しく憤っております!マジで許せない😭😡💢💢💢講師の吉野家の常務取締役企画本部長の方が、講義で性差別・人権侵害発言を連発。若い女性を狙ったマーケティング施策を「生娘をシャブ漬け戦略」と笑いながら何度も発言。
「田舎から出てきた右も左も分からない若い女の子を無垢・生娘な内に牛丼中毒にする。男に高い飯を奢って貰えるようになれば、絶対に食べない」だそう。はあ???💢💢
吉野家は、「役員が講座内で用いたことばや表現の選択は極めて不適切であり、人権・ジェンダー問題の観点からも到底、許容できるものではありません。ご迷惑と不快な思いをさせたことに対し、深くおわび申し上げます」と謝罪しています。
さらに、19日に都内で予定していた新商品の発表会を中止しました。発表会では約10年かけて開発してきた親子丼を公表する予定だったそうです。担当部署の落胆は想像に難くありません。
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今どきなんでこんな発言がという驚きの声が多いです。
吉野家取締役の「生娘をシャブ漬け」発言は、コンプラ&ジェンダー&時代錯誤&客軽視の数え役満。思い切りのよさにすがすがしさすら感じるので額に入れて飾っておいてほしい
— 草下シンヤ/作家&編集者 (@kusakashinya) April 18, 2022
吉野家の企業風土が問われてしまいました。
早稲田大学講座で、学期を通して取り組む課題設定と講評を担当する講師という重要ポジションでありながら、初手で「生娘シャブ漬け戦略」と放言した吉野家常務。そんな重要な場でサラっと不適切な発言が出るということは、普段からその300倍くらい不適切発言してて、かつ諫める人もいなかった感ある。 pic.twitter.com/8x0PyJ9e1J
— ブラック企業アナリスト 新田 龍 (@nittaryo) April 18, 2022
吉野家の人事に不信の声も。
吉野家役員の「生娘をシャブ漬け戦略」という発言って若い女性への視線もヤバいけど、自社の製品に対する愛情や誇りが皆無なのもすごい。なんでこんな人が役員になったのだろうかと。
— kazukazu88 (@kazukazu881) April 18, 2022
松屋の牛めしのほうが肉が多いそうです。(反論あり)
精神的貴族に属するので松屋でモーニング牛めしをキメる。吉野家の牛丼のつもりで肉と米を配分していくと少し肉が余るという気づきを得た。
— ユーリィ・イズムィコ名称炒飯科学研究所 (@OKB1917) April 18, 2022
先月も吉野家は顧客への対応をめぐり謝罪したばかりでした。
吉野家「お客様相談室」対応めぐり謝罪 「室長は実在します」誹謗中傷を懸念https://t.co/RIUK4XnduP
同社のお客様相談室、特に室長の対応をめぐり、やり取りの動画音声まで暴露され「まとめサイト」が乱立している状態。
批判をどう受け止めているのか、#吉野家 に聞いた。— ニコニコニュース (@nico_nico_news) March 31, 2022
牛丼に罪はありません。