世界一の大富豪、イーロン・マスク氏が「出生率が死亡率を超えるような変化がない限り、日本はやがて消滅する」とツイートしました。
At risk of stating the obvious, unless something changes to cause the birth rate to exceed the death rate, Japan will eventually cease to exist. This would be a great loss for the world.
— Elon Musk (@elonmusk) May 7, 2022
これは日本の人口が2021年に64万人も減ったというニュースを受けたものです。
日本の総人口64万人減、東京も26年ぶりマイナス…「65歳以上」過去最大28・9%https://t.co/oUwbVtMi5w#政治
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) April 15, 2022
その原因は新型コロナによる死亡ではなく、行動制限で人々の接触が減ったための出生数の減少です。
世界の先進国で最もコロナ犠牲が少なかった国の1つ日本。世界は当たり前に複雑系で成り立っているのに1つの価値だけに過剰に特化した対策した結果、1年で出生数が84万から75万にした。数万人出生が消えた。WHOはコロナ死者数の3倍がコロナの影響で死んだと発表してる。本当にこれでいいのか? pic.twitter.com/eoVXyqEtOV
— 吉岡秀人@ジャパンハート (@yoshiokahideto) May 7, 2022
これは政府の予想を18年も前倒しするペースです。
出生数
2019年=86万人
2020年=84万人
2021年=75万人コロナの影響とはいえ,1年間で10万人近く減るとは。悲観的な下位推計をも,かなり下回っている。
このまま急降下(落下)し,2030年は50万人を・・・。 pic.twitter.com/xNUyxI6Zji
— 舞田敏彦 (@tmaita77) May 8, 2022
その最大の原因は、結婚が減ったことです。
出生数が減る前段に婚姻数の減少があるんです。2020年の年間婚姻数は52万..!!
婚姻数と出生数の相関係数は0.8ほどで正の相関
"結婚する"と"子供を持つ"はデータではつながってる(もちろん違うこともある&持ちたくても持てない事例も多数あります)
コロナで出会いが減ることは社会にとっても痛手説 pic.twitter.com/swYXypXrux
— 成田 修造 / Shuzo Narita (@shuzonarita) May 8, 2022
日本の未婚率は激増しているのです。
出生率の低下の対策として子供へのバラマキが政治的に人気があるが、合計特殊出生率が下がった最大の原因は未婚率の上昇。男の20%が生涯独身で、未婚の母が子供を育てにくい。 pic.twitter.com/Pk7f25gmzX
— 池田信夫 (@ikedanob) May 8, 2022
「第3次ベビーブーム」は来なかったので、もう人口減少がもとに戻ることはありません。
いま40代半ばから後半の第2次ベビーブーム世代の女性の出産適齢期がもう過ぎちゃったから、論理的に日本の少子化問題は、ゲームオーバーだよ。
>「人口減少」過去最大に 日本の政治家が少子化問題を解決できない理由https://t.co/VIovkqe4uw pic.twitter.com/9bYbyhrEnV
— 田端 塾長/ 田端大学あと4名 (@tabbata) April 29, 2022
出生数が激減すると、今の現役世代が年金をもらうころには、それを支える現役世代が減って、無年金の高齢者が増えるでしょう。
年金受給者が4000万人超えていて、15歳以下が1500万人を切った。どれだけ絶望的か政治家はわかっているのかな
子どもの人口、41年連続で減少 15歳未満、過去最低1465万人 | 毎日新聞 https://t.co/154Q8BHpNy
— Isseki Nagae/永江一石 ブースター済&経済に悪影響を与えるマスク外す (@Isseki3) May 5, 2022
マスク氏のいうようにこれは単純な算術でわかることですが、政府は親への給付金など的はずれな「子育て政策」しか打ち出していません。人口を増やすには、結婚を増やす政策が必要なのです。