政府は6月上旬にまとめる「骨太の方針」に、全国民に毎年の歯科健診を義務付ける「国民皆歯科健診」の導入の検討を始める方針を明記するとのことです。自分の歯を多く残した人は、高齢になっても健康を維持しやすいので、医療費の削減につながるかもしれないと言われています。
けれども、現状ではどうしても利権の匂いを感じてしまう人は、少なからずいます。
嘘だろ。
こんな隷従的な事が許される訳がない。
日歯連への利益供与が見えすいている。
受信料といい増税といい
どれだけ規制や義務を増やすんだよ。馬鹿馬鹿大馬鹿すぎるわ。
<独自>「国民皆歯科健診」検討開始へ 骨太方針(産経新聞) https://t.co/qBFK7f3lIJ
— こふなば けんと (@kofunabafffff5) May 29, 2022
医療費削減が求められているこの局面では選挙対策と言われても仕方ありません。
医療分野への支出抑制を議論しなきゃいけない局面で、選挙目当てに検診事業持ち出すとかよく言えたもんだよね。
ほとんどの自治体で既に検診事業はあるから今更必要なし。そもそも社会福祉は地方自治体が担うべき。https://t.co/FAA0AJWTZL— 中田智之@歯学博士/医療行政アナリスト (@DashNaka) May 29, 2022
議員連盟立ち上げから一年。じつにスピーディーな展開です。
国民皆歯科健診実現議員連盟立ち上げ。私が会長に就任し本日100名以上の議員が出席しキックオフ。最高顧問には安倍前総理や伊吹元議長が就任。1年半ほど地道な勉強会を続けてきたが、この度正式に議員連盟として立ち上げ。医学的・科学的に定期的な歯科健診は健康寿命を延ばし、医療費削減につながる。 pic.twitter.com/pgzXvI5OSn
— 古屋圭司 (@Furuya_keiji) June 16, 2021
人間ドックよりはよっぽど費用対効果は高いかもしれませんが・・・。
健康診断の際に唾液を提出してもらい、歯周病などの可能性がある人を受診につなげる案などが検討されているそうです。時間がない社会人にはよいかもしれませんが・・・。
『国民皆歯科健診の検討開始』という政府の骨太方針…多くの人が『歯科健診を受けたくても残業や休日出勤で行く時間がない』というのが実情だと思います。歯の健康のために歯科健診を義務付けるのも大切かもしれませんが、歯の健診に行く程度の余裕がない働き方の改善も国民の健康のためには必要です。
— Childish Teacher (@TeacherChildish) May 29, 2022
歯は大事ですが、一足飛びで「国民皆歯科検診」まで行ってしまうのは、なにかモヤモヤするものを感じます。