新型コロナ対策の「持続化給付金」を家族で少なくとも計約9億6千万円の不正受給をした詐欺の容疑で、警視庁は谷口光弘容疑者を指名手配しました。
持続化給付金9億円超不正受給か 詐取容疑で親子3人を逮捕 https://t.co/YlRfGxlYey
新型コロナウイルスの影響で収入が減った事業者を支援する国の「持続化給付金」をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は30日、津市久居野村町の親子3人を詐欺容疑で逮捕しました。
— 毎日新聞 (@mainichi) May 30, 2022
三重県の家族3人を逮捕しましたが、光弘容疑者本人は海外に出国してしまったようです。
役所の杜撰さに呆れるばかりです。氷山の一角ではとも。
これどうやって960回も不正受給できたのか。こんないい加減な監視だったら、他にもたくさんあるだろう。
一家4人で960回不正申請、9.6億円受給関与か コロナ給付金(朝日新聞デジタル)https://t.co/QvRwzj0DKc
— 池田信夫 (@ikedanob) May 30, 2022
持続化給付金、スピード重視で多くの方に行き渡る事が必要だったから、制度の悪用が出て来てしまうのは仕方がないし、それを見込んだ上で後から不正な申請は正していく仕組みが必要だったのだけど、一家4人で960回申請、9.6億円不正受給はちょっとザル過ぎないだろうか。
— 大田区議会議員_おぎの稔土曜日東地区ミ―23a (@ogino_otaku) May 30, 2022
性善説でのシステムの設計は、厳しいものがあります。
「一家4人で960回不正申請、9.6億円受給関与か コロナ給付金」 これはまた大規模な事例。「困っているひとがいるのだから、審査を簡略化してすぐに受け取れるようにすべきだ」と騒いで性善説のシステムをつくると、すぐにハックされてしまうという好例です。https://t.co/gIKOycR58u
— 橘 玲 (@ak_tch) May 30, 2022
光弘容疑者は、給付金受給のセミナーを開いて名義人を集めて、960件以上について不正に給付金を受け取っていました。100万円が給付される個人事業主として申請をしていたと見られます。
1家族で何で960回も申請できるのか?と思ったら、不正申請代行の成功報酬だったのか。
「全国から計約1780件の名義人を集め、このうち約960件以上について不正に給付金を受け取っていたという。給付金が振り込まれた名義人からは、1件あたり十数万~数十万円の報酬を得ていたとみられる」 https://t.co/y6V9r3XB2n
— 内巻き (@Mytikata) May 30, 2022
不正受給は必ずバレるそうです。そうであってほしいものですが、その数があまりにも多ければ、追跡できなくはならないでしょうか。
給付金の不正受給は必ずバレます。
海外に逃亡したとしても
・時効が停止して一生追いかけられます。
・旅券返納命令が出てパスポートの効力がなくなります。海外逃亡はデメリットだらけです。
不正受給してしまった人の最善の対応は「自首」一択です。
https://t.co/zR0iVQ7GH9— 森雅人 元サイバー犯罪捜査官 (@cyber_masato) May 30, 2022
同じ時期に九州でも不正受給が発覚しています。
新型コロナウイルスの経済対策で国が企業に支払う助成金の不正受給が、今年3月末までに九州7県で計64件、総額7億2790万円に上った。https://t.co/vnbtKpxRTp
— 北九州減税会 (@kitakyu_genzei) May 27, 2022
昨年明るみになった盛岡の生活保護費の不正受給を見ると、公務員の仕事も部署によってはかなりハードなようです。けれども、そこでこそお役所仕事の原理原則は守ってほしいところです。
【一部否認】生活保護費1440万円だまし取ったか、"ハードクレーマー"夫婦の初公判 盛岡地裁https://t.co/vEJqV3iK4W
家賃滞納による立ち退きで、市は一時的に住宅扶助としてホテル代の支給を認めていた。二人は今年3月にかけての971泊分について支払額より水増しした領収書を提出していたという。
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 28, 2021
先日の山口県阿武町の4630万円といい、役所の倫理観が問われています。