まったく迫力に欠いた茶番劇
こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
本日は衆議院本会議にて、議長不信任案&内閣不信任案の採決が行われました。おかげで参議院の日程はすべてストップ…。
維新は議長に対しては、政治的中立性を欠き「10増10減」を否定して議員定数増を促す発言などを厳しく指摘しつつも、週刊誌報道については真偽が定かではないため態度を留保(棄権)。
国会終盤の風物詩であり、一部野党のパフォーマンスに過ぎない内閣不信任案には反対票を投じました。
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それにしても今日つくづく感じたのは、野党第一党(立憲民主党)と内閣不信任案の迫力・覚悟のなさです。
ほうぼうでツッコミが入っている通り、今回の内閣不信任案は立憲民主党の単独提出。共同提出会派が多ければ良いというわけではありませんが、前々回5会派、前回は3会派で提出。
左派サイドの野党すらまとめきることができず、求心力が落ちていることは明らかです。
提出の趣旨説明も、2時間43分の大演説を打った枝野幸男前代表に比べて、泉代表は30分程度で粛々と終了。
長々とやった枝野幸男さんが良かったとはまったく思いませんが、何がやりたかったのかますますわからない…
一説には、夜に自民党大物議員のパーティーがあるため立憲サイドも気を使って深夜まで長引かせなかったとの話もあり、そのような噂がまことしやかに流布される時点で完全に与党サイドに舐められていたのだと思います。
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いずれにしても、内閣不信任案は大不発で会期末を迎え、いよいよ参議院選挙に突入。建設的で生産性の高い国会を取り戻すためには、新たな野党がしっかりと力をつけなければなりません。
文書通信交通滞在費の公開すらできない、約束を守らない立法府に喝っ!
残す参議院日程にもしっかりと臨んでまいります。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年6月9日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。