再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)の導入後、風力発電の風車が急増しました。その風力発電の風車が、航空自衛隊のレーダーに支障を与えることが判明しました。
風力発電の風車、ミサイル探知に影響の恐れ
全国で増加する風力発電の風車が航空自衛隊のレーダーに影響を及ぼす懸念が浮上し、防衛省が対応に苦慮している。敵の戦闘機やミサイルの探知が遅れるなど深刻な問題が起…
そのため、防衛省は、発電事業者に計画の変更を要請しています。
政府は、風車の設置をできない区域や高さ制限などの対策の検討を急いでいますが、遅きに失した感があります。また、設置できない区域を設定すれば、レーダーの情報を公表してしまうことになります。
風力発電の意外な盲点に、驚きの声も。
しかし、レーダーの邪魔になるということは、以前から指摘されていました。
風力開発は、安全保障の観点から見直されることになります。
安全保障だけでなく、外国依存のエネルギー政策は根本的なリスクをはらんでいます。
そもそも、風力発電にデメリットが多いことはよく知られています。
さすがに敵がそこまで考えているのかわかりませんが、なんらかの対策は必要です。
日本は今まで幸いにもぼんやりと生きてこられましたが、われわれはそろそろ安全保障のことを真面目に考えたほうがいいのかもしれません。