政府の電力政策は完全に迷走:このタイミングで石炭火力の海外支援中止へ

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

選挙戦5日目「ファーストサンデー」。船旅からスタートし、

吉村副代表が東京中を駆け回る精力的な一日となりました。

それにしても暑い!そして明日はさらに暑く、今季初の電力ひっ迫注意報が出る見込みです。

そんな中、政府の電力エネルギー政策は完全に迷走していると言わざるを得ません。

すでに有識者の方から総ツッコミが入っている通り、国内でもエネルギーが足りず、ウクライナ危機で世界中が急進的な脱炭素への動きを見直す中、まさかのタイミングで石炭火力の海外支援中止を決定

途上国(バングラデシュ)にとっても明らかなマイナスになるのみならず、世界や国内に対して完全に間違ったメッセージを出すことになるのではないでしょうか。

電力が足りなければ、人命にかかわる。

非常にシンプルな事実をことさらに軽視し、世論に流されて原発や高効率石炭火力を放棄して、この国はいったいどこにむかえるというのか。

日本が技術を誇る高効率石炭火力は当面の間、温存。原発についても政治が、総理がもっと矢面にたって地元との折衝や規制委員会改革にあたるなど、やるべきことは明確なはずです。

大停電が起きて、人名が失われてからでは遅い。

明日以降の選挙戦でも、エネルギー政策の見直しを強く訴えてまいります。

それでは、また明日。

世界トップレベルの環境性能を誇る磯子火力発電所 J-POWERグループHPより(編集部)


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年6月26日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。