国税庁が株式会社パソナ農援隊に委託した「サケビバ!」という酒類市場の縮小傾向に歯止めをかけようとしたビジネスコンテストがBBCに取り上げられてしまい、図らずも炎上してしまいました。
酒類業界を所管する国税庁は、需要喚起に向け若者の意見を募集していました。
税収増が目的とは書かれていませんが、国税庁の委託事業ということで、さまざまな批判を受けています。
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若者のお酒離れはいいことなのでは。
気持ち悪いなぁー
国税庁による若者向け「日本産酒類の発展振興を考えるビジネスコンテスト」。カツカツのヤング世代に「酒をもっと飲め!」と刷り込む前に「アルコール離れ」で実現する健康寿命の延伸、労働生産性上昇、医療費削減等で財源稼ぎにフォーカスした方が良くね?https://t.co/B8xfSaEJNm pic.twitter.com/Delhk9GB7K— ロバート キャンベル (@rcampbelltokyo) August 18, 2022
世界の潮流に逆行しています。
アルコールは毎年、世界で300万人が死んでいる毒物。結核や糖尿病より危険。WHOは「飲酒の有害な使用の低減」を呼びかけている。 https://t.co/ThEugN0ioW
— 池田信夫 (@ikedanob) August 20, 2022
治療の現場からは、若い人のアルコール需要が減ることはいいことだという指摘があります。
えっ⁉︎
アルコール依存症で悩む人を減らすために税金を高くしてるのかと思っていたのに、若い人のアルコール需要が減ることは治療している身としてはむしろありがたいのですが…。需要喚起へ若者のアイデアを 酒類消費減少で―国税庁:時事ドットコム https://t.co/aHVJKXgSFB
— いっちー@バーチャル精神科医 (@ichiipsy) August 14, 2022
今でもアルコールに関連した事故・事件は多いです。
大阪の暴力団が覚醒剤の過剰摂取に見せかけて殺害しようとしたら相手がベテランのポン中で量が足らず、ただ快感を与えただけだったという話を思い出した。#Yahooニュースhttps://t.co/x2cZkqi8aY
— 猫組長 (@nekokumicho) August 17, 2022
種類の製造も販売も管轄が国税庁なので、「税収目当て」と言われてしまう事案が出てきてしまうようです。
何度読んでもひどい。アルコールは薬物の一種であり人体にとって有害であるという基本的知識が不足しているとしか思えない。また酒税収入に国家財政が依存することそのものが先進国ではないことの証明だ。未成年の飲酒禁止は健康(脳への影響)上のリスクゆえだ。https://t.co/RmWIuQ7DLs
— 信田さよ子 (@sayokonobuta) August 20, 2022
一部の人の間では、安くて甘くてかつアルコール度数の高い“ストロング系”の飲酒が問題になっています。消費量は減っていても、低価格帯の製品のアルコール度数が上がっているようです。
テキーラ15杯って、ストロングゼロなら4本。
アルコール多すぎじゃないかストロングゼロ・・・ pic.twitter.com/ltvoJD7rUo
— ベルカ宇宙軍 (@noradjapan) August 18, 2022
コロナ禍の閉塞感からか、アルコール依存症は増えているようです。
アルコール依存症、コロナ禍で増加
「一日中家で過ごすストレスや失業のストレスを発散するためにアルコール依存してしまう」 pic.twitter.com/FCISusUGmm
— 平 均 (@225average) August 15, 2022
酒は飲んでも飲まれるなとは言いますが、依存性のある物質なので、若い人に限らず飲酒はくれぐれも注意してください。