中国雑貨店メイソウがユニクロ・無印を模倣したことでなく「日本風」だったことを謝罪

中国の雑貨店大手の名創優品(メイソウ)は、日本風を売りにした戦略を取ってきたことに関して消費者に謝罪をしました。メイソウは「ユニクロ」「無印良品」「ダイソー」にありそうな製品を低価格で販売しています。

コロナ対策などで社会に閉塞感の漂う中国では、その鬱積からか反日感情が高まっています。「日本風」の製品や出来事がSNSで炎上しています。

メイソウ Twitterより

名創優品(めいそうゆうひん、メイソウ、MINISO)は、名創優品産業(めいそうゆうひんさんぎょう)が中国を中心に世界各国で展開するブランド名です。

企業も消費者も散々乗っかってきましたが、なにか歯車が狂ってきた模様です。

2020年にはニューヨーク証券取引所にも(ケイマン籍の持株会社が)上場していました。

メイソウに限らず、中国では、さまざまなブランドが混ぜ合わされて展開されていました。

「誤解を招かないためにも、まずはロゴに五星紅旗を入れるように」と中国メディアにも皮肉られています。

メイソウは2013年設立で、店舗数は中国を中心に世界の約100カ国で5000店を超えます。製品やロゴなどが「ユニクロ」「無印良品」「ダイソー」などにそっくりだという批判が出ていましたが、内側からの意外な圧力で路線が修正されそうです。

日本国内には、高田馬場やイオンモール小名浜店、イオンモール幕張新都心店、イオンモール津田沼店、イオンモール名取店など数店舗ありましたが、2021年末で全店舗が閉店しています。