追い込まれた岸田総理、水際対策をようやく緩和するも不十分

個人旅行の解禁も含めた検討を急げ

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

本日はNHK日曜討論が「各党幹事長シリーズ」ということで、維新からは藤田文武幹事長が出演して議論を交わしました。

どうしても統一教会に話題が集まり、時間の大半がそちらに割かれてしまうのですが…。

足元では経済対策も極めて重要であり、支持率下落に苦しむ岸田総理もその点は自覚をされていると思います。

「円安」が日本にとって有利である「理由」 高橋洋一が解説 

上記は少し前の記事ですが、高橋洋一氏の主張にポイントが上手くまとまっています。

「円安」は必ずしもマイナスなことばかりではありませんし、今のインフレは外的要因が大きいコストプッシュ型のインフレですので、引き続き金融緩和の継続や的を絞った財政出動は必要になります。

同時にいま明確にやるべきことの一つは、水際対策の緩和です。関係各所が声を上げ続けて、追い込まれた岸田総理がようやく号令をかけました。

全数把握を継続しているという理由もありますが、今や日々の感染者数が世界トップクラスで浄化国でもない日本だけが、極めて厳しい水際対策を継続していることは矛盾だらけでした。

円安下の現在、日本に訪問したい外国人は沢山いるはずです。このチャンスを生かさない手はなく、

・5万人という上限人数はさらなる緩和を検討
・パッケージツアーだけでなく、富裕層の来日が見込める個人型FIT旅行も解禁

などを早急に検討・決断するべきではないでしょうか。

次なる臨時国会では、「補正予算を組まない」という言説が実しやかに流れています。

予備費で足元の経済状況を乗り切ろうとすれば、国会での論戦も低調になり、水際対策緩和も含めたやるべきことがおろそかになりかねません。

補正予算を組むことそれ自体が目的になってはならないのは当然であるものの、まだ的を絞った財政出動や減税の余地がある我が国では、さらなる対策が必要です。

引き続き、政府与党に対してあらゆる機会をとらまえて政策提言を行ってまいります。

それでは、また明日。

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編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年9月4日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。