9割の病院が「新型コロナを5類に」変更を望む:ただし公費負担は継続

ANNの調査によると、新型コロナをインフルエンザなどと同じ感染症法上の5類に変更することについて、東京都内の病院の9割が「変更してほしい」と回答したそうです。

「新型コロナを5類に」ANN調査の都内病院9割に変更望む声
 新型コロナをインフルエンザなどと同じ感染症法上の5類に変更することについて、ANNの調査に応じた東京都内の病院の9割が「変更してほしい」と答えました。  政府は第7波の収束後、新型コロナの扱いを入院勧告や就業制限など厳しい措置がある2類相当から5類に変更する検討をしています。  ANNは8月末、確保病床が40床以...

岸田政権は、第7波の収束後、「2類」から「5類」に変更する「検討」をしていますが、その間にも医療の現場は疲弊してきているます。

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調査結果は、現場の声にかなり近いようです。

政府による人災ではないかという指摘も。それだけではない気もしますが、政府には「検討」からさらに進めてほしいものです。

見るべきは感染者数より死亡者数だとは思いますが、こういうときは欧米先進国を見習うほうがいいようです。

区分を変更しただけで、「同調圧力」による行動は変えられるでしょうか。

しかし、ANNの調査でも、5類では自己負担になる医療費について、高額のため公費負担を継続すべきだという意見が目立ったそうです。

だから5類ではなく5類相当という言葉を使うのだそうです。被保険者・納税者としてはなにかがおかしい気もしますが。

公費負担が続く限り、過剰な需要が喚起され続けるという指摘もあります。

もはやこの騒動も、論点がぶれぶれで収拾がつかなくなってしまいましたが、社会の正常化が前進することを願います。