ロシアのプーチン大統領は、国営テレビの演説で、ウクライナ侵攻の戦闘を継続するために、「部分的な動員令」に署名したということを発表しました。
プーチン氏「部分的動員」を発表 ウクライナ苦戦https://t.co/E3RvuYaBA5
プーチン氏は「領土保全が脅かされればあらゆる手段を講じる」と述べ、核兵器の使用を辞さない姿勢を示した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) September 21, 2022
また、ウクライナの親ロシア派武装勢力幹部らがロシアへの編入の是非を問う住民投票の実施を一方的に表明したことについて「決定を支持する」と述べました。事実上の併合に踏み切る考えも示しました。
ウクライナの支配地域でロシア編入へ向け住民投票の実施発表 #nhk_news https://t.co/SUYblWZc52
— NHKニュース (@nhk_news) September 20, 2022
■
予備役を部分的に動員するので、部分的動員なのだそうです。総動員の第一波になるとの見方があります。
ロシア軍は30万人の予備役を召集するとのこと。
ショイグ国防相いわく、2500万人の予備役うち30万人なので部分的動員とのこと。 https://t.co/F2HxQZnzC4
— mssn65 (@jpg2t785) September 21, 2022
ロシアから脱出を試みる人々が増えているようです。グーグルトレンドによると、「ロシア出国」に関する検索は、通常時の100倍に増えました。
プーチン大統領がウクライナ侵略への部分的国民動員(徴兵制)を表明するとみられることを受けて、ロシアでは、Google検索で「ロシアから脱出する方法」が急上昇。https://t.co/GGDfrVbsga
— Corona Rules Everything Around Me (@channel__3) September 21, 2022
イギリスのベン・ウォレス国防相は、ロシアの部分的動員は「敗勢」の表れと述べていますが、プーチン大統領の侵攻はさらにエスカレートしてしまいました。
ロシアの部分的動員は「敗勢」の表れ 英国防相https://t.co/wl2tsiKqKz
— AFPBB News (@afpbbcom) September 21, 2022
両軍の犠牲はさらに増えることになりそうです。
部分的動員によって30万人が投入されるが、倉庫に保管されている装備を前線に投入できることになるため、ウ軍の反攻を防ぎやすくはなるだろう。だが全体の士気の高揚は期待できず、補給の手際の悪さや硬直化した指揮統制の改善は見込めない。結果として戦争が長引き、犠牲がさらに増えることになる。
— Tetsuo Kotani / 小谷哲男 (@tetsuo_kotani) September 21, 2022
部分的動員が総動員や戦時体制になるのも時間の問題だという指摘も。
部分的動員は総動員の前段階でしょう。もし部分的動員を行っても、戦局は変わらなければ、総動員と戦時体制も時間の問題です。
— グレンコ アンドリー(新刊『ロシアのウクライナ侵略で問われる日本の覚悟』発売中) (@Gurenko_Andrii) September 21, 2022
第三次世界大戦を危惧する声も。
プーチンはやはり部分的動員令を発表。第三次世界大戦へのカウントダウンが始まりました。 https://t.co/xLO3ipYIqr
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) September 21, 2022
「総動員」する余力がなかったので「部分動員」になったという見方もあります。
ロシアは総動員の決断は出来なかった。そもそも総動員できる国家総力戦体制は構築されていなかった。そこで中途半端な部分動員となったわけですが…
— JSF (@rockfish31) September 21, 2022
プーチン大統領がロシアを破滅させることになると危惧する声も上がります。
もう勘弁してほしい。どこまで祖国ロシアを破滅させるつもりなのだろう。大北方戦争以来の北欧でのロシアの覇権も消えることになると思う。◾️ 「プーチン大統領 部分的国民動員を発表」 https://t.co/zzMRGj0Uc9
— Yuichi Hosoya 細谷雄一 (@Yuichi_Hosoya) September 21, 2022
一国の為政者が招いた混乱の大小は大きいものになります。