国民年金の「納付期間45年へ延長」は令和の年金大改悪なのか?

政府は、国民年金の保険料の納付期間を、20歳から65歳までの45年間に延長する検討に入りました。受給水準の低下を防ぐために財源確保を図るようです。

国民年金の保険料は年々増額されており、支給額は減額されています。国民年金を厚生年金で穴埋めすることも含め、「令和の年金大改悪」と報じられています。

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こうした年金問題での対応で、国民の怒りを買えば、政権にとっては致命傷となるのではないかと言われています。しかし、ここに果敢に切り込むということは、理由があるのでしょうか。

2024年秋になくなると言われている年金手帳

国民年金を支払っていない人が増えているという指摘もあります。また、厚生年金からの補填するのはやめてほしいといった意見や、第3号被保険者の制度をなくしてほしいという意見もあります。

制度自体が破綻していることが、だれの目にも明らかになってきました。

現役世代の不公平感は大きく、抜本的な改革を検討すべきです。

ますます不安になって消費が減るとの指摘や。

世代間格差がありすぎるという声や。

これから払う人のことを考えてほしいという意見もあります。

人口は減り続け、年金会計の破綻は時間の問題です。

けっきょくすべてはおカネの問題です。

今までも出てこなかったですが、まともな野党の登場が待たれます。時間切れかもしれませんが。

こんなことになったのは直接は岸田首相のせいではないですが、自民党の誰かが火中の栗を拾わなければなりません。「令和の年金大改悪」といえば「令和の年金大改悪」ですが、年金制度自体を見直さない限り、このままずるずる破綻に向かいます。