トラス英首相が就任2ヵ月足らずで辞任:イギリス史上最短の任期

イギリスのトラス首相が、就任から2ヵ月足らずで辞意を表明しました。就任早々に打ち出した経済政策が、金融市場をかき乱し、その政策の大部分が撤回されました。トラス首相は財務相を更迭し、19日には内相が辞任し、保守党内からは退陣を求める声が強まっていました。

後任首相を決めるために、保守党は党首選の準備に入ります。ジョンソン前首相や、トラス氏と党首選を争ったスナク元財務相の名前が挙がるものの、めぼしい候補者は見当たらないようです。

政治の混乱が続くことが懸念されます。

トラス英首相 同首相SNSより

歴史的な支持率の低さとなっていました。

就任前からこのような事態を予想する向きもありましたが、まさかここまで早いとは。

結局、ふたたび党首選をすることになりました。。

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ボリス前首相が返り咲く可能性も高いようです。人材不足は各国共通なのかもしれません。

後付けですが、起きるべくして起きた事態のようにも見えます。

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日本も他山の石としたいところですが。

日本化(Japanisation)おめでとうございますと英語で書いたらイギリスの人たちに読まれてしまいます。

保守党は腹が据わってないのか、見切り千両なのか。

トラス首相は左派の活動家として名を馳せましたが、経済には疎かったようです。