スタバのXマスディスプレイで毎年感じる「焦り」

いつものようにスターバックスでコーヒーを飲もうと今朝も出かけてみると、昨日までオレンジ色だった店内のディスプレイが赤と緑に変わっていました(写真)。クリスマス仕様です。

日本にはアメリカのような11月のサンクスギビング(収穫祭)を祝う風習がありませんから、ハロウィンの次の季節の行事はクリスマスになってしまうのです。

それにしても12月下旬の年末行事の飾りつけを2ヵ月近く前から始めるには、違和感というより焦りを感じてしまいます。

クリスマスの飾りつけによって年末の季節感が一気に高まり、残り少ない1年を強烈に意識してしまうからです。

子供の頃は、この季節になるとクリスマスプレゼントがもらえることもあって、いつもとは違う華やかな街の雰囲気に、ワクワクしていました。

今は逆です。年齢を重ねると共に時間の経過が加速するように感じ、今年も大したことをしないうちに、あっという間に一年が終わってしまう。残りの2ヵ月で、何ができるのか。そんな気分になってしまいます。

それにしても、ハロウィンが終わった翌日に間髪を入れずクリスマス仕様に切り替わっているスターバックスのマーケティング。アメリカ発祥のコーヒーショップですが、その几帳面な対応は極めて日本的だと感じました。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年11月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。