財務省は所得が数億円を超える人を対象に税負担を引き上げる検討に入ったそうです。富裕層ほど税負担率が低くなる逆転現象を是正するためとのことです。
超富裕層に増税検討 財務省「1億円の壁」是正目指すhttps://t.co/OlOzbGfG18
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) November 7, 2022
一方で、日本の税収は過去最高を更新し続けています。
岸田首相、日本の税収「過去最高68兆円超」でも増税目指す…SNSでは怒りの声「なんで還元しない?」「国民の敵としか思えない」(SmartFLASH)#Yahooニュースhttps://t.co/SVzfGeYGvW
— 猫組長 (@nekokumicho) November 7, 2022
税金もいろいろな問題がこんがらがっており、議論が難しくなっています。
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税率は富裕層のほうがもともと高いものの、年収が低い人は社会保険料が加わるから、負担率が大きくなるのではという指摘もあります。
この話ですが、税率は富裕層のほうがもともと高い。
で、年収が低い人は社会保険料が相対的にどかんと加わるから、負担率が大きくなるというだけ。
これは富裕層に課税しろの話ではなく、社会保険料を下げろって話なんだかが、上手くごまかされている。https://t.co/uaPXlVGA7V— サトウヒロシ (@satobtc) November 7, 2022
そもそもバラまかないで支出をちゃんと絞れよという指摘も。
まず取れるところからむしり取る考え方を改めろよ。
足りないのは税収じゃなくて、集めた税金まともに使えないその頭だよ。超富裕層に増税検討: 日本経済新聞 https://t.co/W9IQwEM94V
— ラオモト=サン (@boco_museum) November 8, 2022
オーナー企業の社長は従業員の社保も負担しています。かならずしも従業員の負担だけが大きいわけではないようです。
100%株主のオーナー企業社長の所得税と社会保険料負担率について、オーナー企業社長が事実上負担している従業員の社会保険料を入れて合算したら、グラフが上に突き抜けそうで草生える、図は作り方次第。
超富裕層に増税検討 財務省「1億円の壁」是正目指す: 日本経済新聞https://t.co/V9SJeK6mX3
— ワタセユウヤ (@yuyawatase) November 7, 2022
超富裕層に増税したら海外に逃げるという予想もあります。
海外に逃げるだけ
超富裕層に増税検討: 日本経済新聞 https://t.co/Dn2iALbH2u
— Isseki Nagae/永江一石 YouTube始めました! (@Isseki3) November 8, 2022
岸田首相の「新しい資本主義」は言ってることとやってることが違いすぎるという見方も。
資産所得倍増計画なのに、資産所得の最も大きなマイナス要因である税金を増やすとは。またスタートアップを支援すると言いながら、そのエグジットの税金を増税するとは。言ってることとやってることが違いすぎる。
超富裕層に増税検討 財務省、「1億円の壁」是正目指す https://t.co/t9S5Rzwz66
— のとみい (@noto_mii) November 7, 2022
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しかし、財務省の分析がそもそもおかしいという指摘も。
「財務省の分析では、20年に所得1億円を超えた納税者は1.9万人(中略)3割を占める非上場株の売却益は、同族企業のオーナーやスタートアップの創業者などごく限られた人」
で、そのスタートアップの創業者は毎年同じメンツなの?一生に一体何回上場したり売却するのよ?https://t.co/KuKUGzZpD9— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) November 8, 2022
テクニカルな面からも疑問のある記事だという税の専門家の指摘もあります。
これ言うなら譲渡所得と事業所得の損益通算を認めないと公平とはいえない。譲渡は反復継続が難しいから税率が低いのでは。相変わらずダブルスタンダードな内容。切り抜き師みたいな記事だな😃
超富裕層に増税検討 財務省「1億円の壁」是正目指す:日本経済新聞https://t.co/ypORbXDtcK
— 旅好き税理士 (@fx_travel) November 7, 2022
まさにそうなのですが、失われた30年にそれを誰も成しえませんでした。ではどうすれば・・・。
やはり増税ですか。それより利益構造や既得権に切り込んでいかないと、国が立ち行かなくなります。 / 超富裕層に増税検討 財務省、「1億円の壁」是正目指す (日本経済新聞) #NewsPicks https://t.co/cf8e7BYRBm
— Ken Hasegawa (@HasegawaKen) November 8, 2022
税率の不平等の是正と増税はまた違う話ですし、なにをもって不平等なのかも判然としません。令和の一揆がおきるのも時間の問題かもしれませんが、それは江戸時代よりも温和な形で気づかないまま進んでいるのでしょう。