規制「1増2減」を政府・官僚側に義務づけよ!

いわゆる2:1ルール法案、ついに国会提出へ

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

本日の参議院本会議にて、補正予算案が賛成多数により成立しました(維新は反対)。残念ですが、今後も適切や予算執行を求めて提言を続けてまいります。

2022年12月2日(金)【規制の新設等に際し規制の総量の削減の実施を確保する制度の導入に関する法律案】提出のお知らせ
https://o-ishin.jp/news/2022/12/02/13421.html

そんな国会も最終盤戦となりましたが、参議院にいわゆる「2:1ルール」法案を維新単独で議員立法として提出いたしました。

ルール・規制というのは放っておいたら増え続け、ルール・規制が増えるほど仕事や人員が増える官僚組織は喜んで自己増殖を繰り返し、政府の規模は拡大しがちになるもの。

また政治家の側から規制を一つ一つなくそうとして、官僚側や族議員の抵抗にあって時間がかかるし、かつて失敗した「事業仕分け」のようになるので、現実的ではありません。

そこで、「官僚側に自発的に規制を廃止するインセンティブを与える」というのが本法案の最大のポイント。

規制を増やすのが官僚であれば、規制にもっとも詳しいのもまた官僚サイド。時代に合わせて規制・ルールが新設されるのはやむを得ないとして、その場合、時代遅れになった古い規制を2つ減らすことを根底ルールとして課す。

いわば「規制の1増2減」を義務付ける法律となっています。

2年ほど前から勉強・研究を始め、やながせ議員を中心に立法に取り組んできた苦心の策。アメリカに前例があるとはいえ、そもそも「規制」の概念すら定まっていない日本にどう当てはめるかなど、制度設計においては様々な議論がありましたが。

新体制になって党内議論も改めて加速。法案が完成し、提出できる運びとなりました。

あくまで法案提出は第一歩。

規制改革政党である維新を象徴する法案として審議入りを求め、また世論を喚起して規制改革の突破口とするべく邁進をしてまいります。

それでは、また明日。

 


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年12月2日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。