バハマ警察当局は、経営破綻した暗号資産(仮想通貨)交換業者FTX創業者で、前CEOのサム・バンクマンフリード氏を逮捕したと発表しました。バハマ司法長官は、米国から同氏の容疑に関する正式な通知を受け取ったと述べています。
FTX創業者バンクマンフリード氏、バハマで逮捕#FTX #サム・バンクマンフリードhttps://t.co/kekXoZIXBz
— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) December 13, 2022
バンクマンフリード氏は11月12日時点でバハマ警察および規制当局の聴取を受けていました。
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なぜバハマなのか、さまざまな憶測が飛んでいます。
聞く所によると、SBFさんは、破綻した後に、滞在地のバハマ国民になぶりこ●されないよう、バハマ民だけは破産した後もしばらく資金を引き出せるようにしてたらしい。FTX日本の金が優先的に日本人に戻されるのかどうかはわからんな。そもそも高利回りの原資がポンジだったわけでね。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) December 6, 2022
容疑からすると、懲役は30年越えとも。
FTXの社長はマネロンや資金送金法違反で逮捕。今スペースで議論されてるが、下手したら懲役30年越えか https://t.co/SNba9K69j3
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) December 13, 2022
仮想通貨・暗号資産に投資していた人には衝撃的な事件でした。また、終身刑になるという見方も。
FTX崩壊 ☆その後
架空残高説浮上
「自社投資家」に投資ユーザーの資金をグルグル回して、
ユーザーには、
【架空】の残高を残していくという
凄い(*_*)やり方のようです。ショッキングです(T_T)
バンクマン-フリード氏、終身刑の可能性も【コラム】 https://t.co/6e2kYrDywx #coindeskjapan
— ビットコインFX くじらーず (@7t4QtAnEAtIyNd7) December 11, 2022
出遅れて命拾いしたという人も。
今度はBinanceがマネロンとかなんかでやられる、みたいなんがTwitterで出回っていますが、まあ、僕はめんどくさいから放置してる。ダメやな。でも、僕はめんどくさいから金利(みたいなもの)をめちゃくちゃ払ってくれていたFTXへの乗り換えが遅れて命拾いしたんよ。https://t.co/418lAy4hv1
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) December 13, 2022
バンクマン・フリード氏は、著名な弁護士であるマーク・コーエン氏を代理人に起用しているとのことです。しかし、これまでにあらゆる場所で「詐欺をするつもりはなかった」と弁明しており、これがむしろ弁護の妨げになるのではという指摘もあります。
バンクマンフリード氏は口閉じろ-バーナード・マドフ事件担当弁護士 https://t.co/8eqqiKKAGF
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) December 4, 2022
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単純に大掛かりな詐欺に、人びとはなぜか何度も引っかかってしまいます。
FTX破綻は単純に大掛かりな詐欺じゃねえか…笑
— 猫組長 (@nekokumicho) November 13, 2022
バンクマンフリード氏は、慈善事業に熱心だと吹聴していました。かつてなく言葉だけで信じやすい世界になっているのかもしれません。
「これはwokeの馬鹿げたゲームで、正しい建前ばかり口にするから、皆われわれが好きなのだ」
地球環境とか核廃絶とかいう美しい建前で、情弱のwokeをだますビジネスは、世界中で商売繁盛。 https://t.co/4e46gU9bBT— 池田信夫 (@ikedanob) December 13, 2022
暗号資産は過剰流動性の時代のあだ花となってしまうのでしょうか。
ちなみにFTXとAlamedaのポンジスキームを理解するのに苦労しませんでしたよ。ありきたりの詐欺。緩和マネーがコモディティと不動産を異常な価格に膨らませないように世界主要国は暗号資産の存在に今まで目をつぶってきました。過剰資金の捨て場としてね。そんなスキームはもうワークしません。
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) November 12, 2022