朝日新聞のおことわりが、各所で波紋を呼んでいます。
引き続き、「敵基地攻撃能力(反撃能力)」と表記します 朝日新聞
朝日新聞は、16日に閣議決定した安保関連3文書で、政府は敵基地攻撃能力を「反撃能力」と表記したことに対して、非常に立腹している様子です。
「反撃」とは攻撃を受けた側が逆に攻撃に転ずる意味ですが、実際には攻撃を受けていなくても、相手が攻撃に着手した段階で、その領域内のミサイル発射拠点などを攻撃することも想定しています。このため、朝日新聞では引き続き、「敵基地攻撃能力(反撃能力)」と表記します。
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朝日新聞の対応に疑問の声が上がっています。
朝日新聞「引き続き『敵基地攻撃能力(反撃能力)』と表記します」 =ネットの反応「事実より扇動が大事だもんなw」「どうせこれまでも『汚染水』って書いたり『韓国への輸出規制』って書いたりしてるだろ」「ネットで『捏造新聞(朝日新聞)』と書かれるようなもんか」 https://t.co/LEZwpVat1i
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@anonymous_post2) December 17, 2022
露骨な印象操作だという指摘も。
ごていねいに「朝日新聞では引き続き、「敵基地攻撃能力(反撃能力)」と表記します」という〈おことわり〉がついている。安保法制を「戦争法」と呼ぶようなもの。
敵基地攻撃能力を明記、安保3文書を閣議決定 戦後防衛政策の大転換:朝日新聞デジタル https://t.co/l9it2qVPLi
— 池田信夫 (@ikedanob) December 16, 2022
「敵基地攻撃能力(反撃能力)」では文字数が多いのではと紙面を心配する声も。
不可解な用語法。朝日新聞は先制攻撃(着手段階反撃)への不審から「反撃能力」ではなく、「敵基地攻撃能力(反撃能力)」と表記すると宣言。なぜ敵基地攻撃能力だと着手時点での攻撃を含み、反撃能力だと含まないのか?ただ、文字数が多いので、紙面上で貫徹できるのか。https://t.co/3f0ClBL52T pic.twitter.com/c6b2hHzbLh
— Michito Tsuruoka / 鶴岡路人 (@MichitoTsuruoka) December 16, 2022
各紙の思想信条で見出しがはっきりと分かれました。
政府は敵基地攻撃能力を反撃能力と言い換え保有に踏み切りました。反撃とは攻撃を受けた側が攻撃に転じる意味ですが、攻撃を受けていなくても相手が攻撃に着手した段階で攻撃することも想定しています。
各紙でわかれました。
朝日・東京・道新「敵基地攻撃能力」
読売・毎日・日経・産経「反撃能力」 pic.twitter.com/rGXlahGheJ— 青木美希 『地図から消される街』(講談社)8刷/『いないことにされる私たち』重版決定 (@aokiaoki1111) December 17, 2022
もっと説明をすべきだという指摘に対しては・・・。
安保関連3文書から思った以上に中国の脅威は高まっているのではという見方もあります。
根本的に認識が間違ってて、こっちが仕掛けて「勝つ」ためじゃなくて相手が来たら「負けない」ための増強がメインなんだよな。
三文書読んだら「粘り強い」という単語が何度も出てくる。
輸送、後方支援体制の強化。弾薬の生産と備蓄とかに金かけてるから、本気で「防衛戦争」に備え始めている。 https://t.co/9vfx2562TV— あわじまさき@C101金曜東レ-47a (@hijmsawaji) December 16, 2022
朝日新聞が外資に買われる日は近いのでしょうか。(もしくはすでに・・・?)
いや朝日新聞社を買いたい外資(中華系)は多いと思う。時価総額数兆円で、日本の政治を動かせるなら安いもの。 https://t.co/2Kug7m9Ldf
— 池田信夫 (@ikedanob) December 17, 2022
国家存続の根幹にかかわる課題を議論してこなかったツケが回ってきていますが、朝日新聞の「角度」は変わらないようです。