中国が感染爆発の最中に海外旅行の制限緩和:日本の水際対策は?

中国のコロナ感染爆発は、異常な広がりをみせていますが、その最中に中国政府は1月8日から、パスポート申請の受け付けを再開します。

海外渡航を「秩序ある形で再開させる」とのことで、まだ海外旅行は解禁していませんが、これを解禁と受け取った中国人が、旅行予約に殺到しています。

中国では、毎日1000万人以上ともいわれる感染爆発が進行中。こんなとき、海外渡航を緩和する神経はよくわかりません。

これに対して日本政府は、12月30日から中国に対する水際対策を強化します。

しかし入国時検査だけでは不十分という批判も出ています。

アメリカは中国からの入国ビザの発給を一時停止。

中国で流行しているウイルスは従来型で、それほど心配ないともいわれますが、変異株だという見方もあります。

中国政府が正確な情報を出さないので実態が不明ですが、大規模な感染爆発が起こっていることは間違いありません。これから1月末の春節に向けて、中国人観光客の増えるシーズンです。実態がわかるまで、一時的に入国禁止という対応も考えられます。