晴海フラッグで、来年から「中央区おじさん」になるべきか?

3年前に購入した晴海フラッグの完成が1年後に近づいてきました。

HARUMI FLAG公式HPより

東京オリンピック選手村跡地に作られるマンションで、オリンピックの開催が1年延期したことで、完成も当初の予定より1年遅れましたが、2024年初頭には順次入居が開始する予定です。写真のように東京オリンピック開催期間に出場選手がSNSで拡散したことから人気に火がつき、割安な価格設定もあって、販売後半になって競争率は高くなっていきました。

私も当初は、割安感から転売目的で購入しましたが、完成したらしばらく住んでみるのも悪くないと思い始めました。還暦の誕生日は、もしかしたら晴海フラッグで迎えているかもしれません。

私が購入した部屋の1つは、レインボーブリッジが望める、100平米を超える広いお部屋で、一人暮らしなら十分な広さです。今よりも広い部屋で快適な生活ができそうです。

都心へのアクセスもBRT(新交通システム)が、新橋・虎ノ門エリアに頻繁に走るようになれば、利便性はそれほど悪くありません。

まもなく商業施設に入るお店も決まり、敷地内にできる学校も人気化するはずです。来年の今頃には、また大きな話題になっているはずです。

もし引っ越しをすれば、約10年続いた「港区おじさん」から「中央区おじさん」になってしまいます。

社会人になってから36年で、13ヶ所に引っ越しを繰り返してきたので、新しい場所に住むことには全く抵抗がありません。むしろ、今まで知らなかった新しい場所に住む楽しさの方が不安に勝ります。

唯一の懸念材料は、駐車場の確保です。私が購入した部屋には駐車場の優先権が付いていません。今後、入居者の中の希望者から抽選で選ばれることになります

周辺には貸駐車場はなく、住居に駐車場が確保できなければ、車を使う事はできなくなります。

そうなると、引っ越したとしても、あまり長く住む事はないかもしれません。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年1月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。