政府から屋内のマスク不要案浮上:そもそもどこまで強制だったの?

政府は、新型コロナウイルスの感染対策として推奨されている屋内でのマスク着用を、症状がある人を除いて原則不要とすることをようやく検討しているそうです。感染症法上の位置付けを「5類」へと移行する議論の中で見直し案が出てきました。

マスク着用の運用が現場に丸投げでかなり恣意的だったので、とくに宿泊施設はインバウンドの再開後の外国人に「空気」は通用せず、厚労省は旅館業法の改正も検討していました。

xavierarnau/iStock

まともな声がやっと政府内で出てきたと喜ぶ声が多いです。

そう言われればそれまでなのですが、われわれ日本人はみんながつけているのに自分だけ外す勇気はなかなかありません。

それよりも、すでに不要のはずの屋外でもいまでにつけていることが気になります。

それでもマスクをつけろという声は根強いです。正気の沙汰ではないそうです。

けれども、マスクの実害は少なからず報告・指摘されていて、とりあげたら枚挙にいとまがありません。

とくに多感な子供たちには、長期間のマスク着用でどのような影響があるのかわかりません。

これに対してはエビデンスがないとういう反論もあります。

政府の対応をきっかけにマスクの議論が進めばいいのですが、日本人がマスクを外せる日はくるのでしょうか。