「コロナウィルスは中国の研究所から流出」と米エネルギー省が結論

米紙の報道によると、米エネルギー省は新型コロナウィルスが中国の研究所から流出した可能性が高いと結論付けていることが分かりました。

コロナウィルスが武漢研究所から流出したことは、2020年初頭から言われていました。

中国は約2ヶ月間、コロナウイルスの起源は武漢の海産物市場であると主張してきた。それは事実ではありません。ランセット紙 は、当初の40例のうち、患者ゼロを含む14例は海産物市場と接触していないことを証明する研究を発表しています。

しかし、当時は研究所起源説を支持するだけで、人種差別者と認定されたり、非科学的だと罵倒されたりしてました。

今では政府機関が可能性を認める見解となっています。

バイデン政権のエネルギー省を反中国反科学だの、トランプ支持だの、陰謀論者の集団だのと呼ぶピーター・ダザク(研究所起源説を真っ向から否定していた科学者)からの返答を待っている

メディアや言論人は研究所起源説を一蹴し、陰謀論だと早い段階から片付けていました。

研究所起源説があり得ないとしていた人々は自分たちの発言に責任を取るのでしょうか?

研究所起源説は状況証拠だけを見ても、説得力があるものでした。

COVID19が武漢の研究所の事件に由来する可能性は常に非常に現実的なものでした。この可能性を何年も責任を持って提起してきた私たちを「陰謀論者」と呼んだ人々は、科学ではなく、プロパガンダと凶行に従事していたのです。

新型コロナが最初に確認されたとされる市場から数十キロの場所に同ウィルスを研究している武漢研究所がありましたし、同研究所の安全性は以前から問題視されていました。

国務省の電報で、コウモリコロナウィルスを研究している武漢研究所の安全性に問題があることが警告されていた。

また新型コロナの実態を告発する人々を弾圧する中国政府の対応からも、中国の見解を批判的に見る必要性がありました。

米国下院で多数派の共和党は新型コロナの起源解明を選挙公約として掲げていました。

何百万という人々を死に追いやったウィルスの起源、そしてその拡散の責任についての真相究明が待たれます。

アメリカ国立アレルギー感染症所より