一等地の議員宿舎、老朽化を理由にまたも「値下げ」へ

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

昨日は衆議院本会議にて、青柳代議士が「国会議員が身を切らず、国民負担ばかりをおしつけるのはおかしい!!」と魂の叫びをした後に、こういう話が出てくると私たちとしても心底無力感を覚えます。

昨年、衆議院議員宿舎の家賃が値下げされたことに続き、参議院の麹町宿舎の家賃も「値下げ」されることが図られ、反対したのは維新だけでした。

>参院議院運営委員会は27日の庶務小委員会で、麹町議員宿舎南棟(東京都千代田区)の家賃に当たる使用料を4月から月額2568円減額すると決めた。9万2210円から8万9642円となる。建築から5年ごとに使用料を見直す規定に基づく措置。委員会では日本維新の会が、周辺の相場より安い家賃をさらに値下げすることになるとして反対したが、賛成多数で決まった。
毎日新聞記事より抜粋、強調筆者)

都心の一等地2LDKで9万2千円という現在でさえ破格なのに、年数が経ったからといってさらに2500円値下げ。

松田公太氏が指摘するように、アクセスのように都心マンションの価格や家賃は今なお上がり続けている状態。私が済んでいる湾岸エリア地帯も、マンションの家賃はすごいことになっています。築年数は関係ありません。

にもかかわらず、こうした議員の身分が向上する(議員の負担が減る)ことについては紋切型に「ルールだから」と自民党から立憲民主党、共産党まで疑問を覚えずに諸手を挙げて賛成するのですから、度し難いと言う他ありません。

動画でもコメントしました。

参院について言えば、昨年の選挙までは行われていた、議員定数増に伴う自主返納ルールすらなくなりました。維新としては、このような状態で国民負担ばかりが増していくのはおかしいと、引き続き強く声をあげていきます。

そして明日2日は10時40分ごろより、テレビ入り予算委員会にて質疑を行います。異次元の少子化対策が中心になりますが、ぜひご注目いただければ幸いです。

それでは、また明日。

SeanPavonePhoto/iStock


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2023年2月28日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。