新聞に入っていた折り込みチラシを見ると、私が6年前に購入したのと同じマンションの「別の部屋」が売りに出されていました(写真)。広さは61.22平米です。
私が購入した部屋は、約54平米と床面積はやや小さく、間取りも異なります。また、売られている物件ほど陽当たりは良くありません。
それでも、おそらく1億円前後で売却することができそうです。6年で2倍近くに値上がりしたことになります。しかも、この間ずっと年間300万円程度の賃貸収入もありました。
実はこの物件を購入したきっかけは、私が主催した不動産投資セミナーでした。
一緒に開催した不動産会社の社長さんが、とっておきの物件ということで、セミナー参加者に特別に用意してくれた目玉物件でした。
当時の価格で見ても明らかに割安な物件だったので、奪い合いになるかと思いきや、単価の高さに尻込みして、40人近くいたセミナー参加者は誰も購入を希望しませんでした。
そこで、主催者の私が購入することにしたのです。結果論ではありますが、あの時即決して購入した事は大正解でした。
当時が現在の都心不動産マーケットと共通しているのは、「今が一番高い」状態だったことです。過去の価格の推移を見たら「高すぎ」という感覚しかなく、誰も手を出すことができません。
都心部を中心に値上がりが続いている国内不動産ですが、これからどうなっていくのでしょうか?
資産デザイン研究所では、今月は不動産投資セミナーを2回開催する予定です。1回目のセミナー(リアルとオンライン共に無料)は横浜不動産とイギリス不動産。そして2回目のセミナー(限定12名で参加費1000円、飲食付)は東京23区の不動産にフォーカスします。
私は、これからでも不動産投資のチャンスはたくさんあると思っています。
「食わず嫌い」や「先入観」で後から後悔しないように、セミナーに参加して最新の不動産情報の収集だけはしっかり続けておいてください。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年5月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。