都心部のオフィス需要はバブル状態が続いてきましたが、その反動でかつてない苦境が不動産デベロッパーを襲っているそうです。
【三菱地所、野村不動産、森ビルを襲う三重苦】
2023年は東京都心で大規模再開発ビルの開業ラッシュを迎える中、三菱地所や森ビル、野村不動産は、目玉オフィスのテナント集めに苦戦しています。その背景には、大手不動産デベロッパーを襲う「三重苦」が潜んでいまし… https://t.co/upC4lFiqrV— ダイヤモンド・オンライン (@dol_editors) April 10, 2023
また、首都圏のマンションの売れ行きにも微妙な影が落ちてきているそうです。
【東急不動産「億ション」売れ残りはバブル崩壊の予兆!?】
東急不動産ホールディングスが首都圏で手掛けるマンションブランド「ブランズ」シリーズで、売れ残りが続出しています。マンション市況の異変は中古市場にも波及。バブル崩壊の予兆ともいえそうです。 https://t.co/xkMLBKWP8d— ダイヤモンド・オンライン (@dol_editors) April 12, 2023
ただし、一般の勤め人から見ると、首都圏、とくに東京都下の不動産価格はまだまだ割高なようです。
マンション価格最高、東京23区は1億円に迫る 22年度https://t.co/hdWJqVfZ6C
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) April 18, 2023
■
インフレで実質金利が下がり、不動産投資が増え、資産インフレはすでに過熱しています。
インフレで実質金利が下がり、不動産投資が増える。80年代と構造的には同じ現象。資産インフレはすでに過熱している。あのとき不動産バブルを見逃した日銀の失敗を植田総裁は繰り返すのか。 https://t.co/IztlpPvbE0
— 池田信夫 (@ikedanob) May 25, 2023
今の状況を考えると、他の国と比べてまだまだ上がりそうとの見立ても。
日本はぜんぜん経済成長してないけど、世界全体では5%ずつ経済成長してる為、エネルギー、食料、東京の不動産など「世界中の人が欲しがるもの」の値段は5%ずつ上がり=15年で倍の価格になるため、日本で貯金だけしてる人には買えなくなる。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) May 2, 2023
東京にふつうの日本人は住めなくなるかもしれません。
そのうち東京のいいマンションには稼ぎの少ない日本人住めなくなるかもね。 https://t.co/VjTiImdDHp
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) April 16, 2023
ただし、局地的な現象だという見方も。
スカイツリーバブルの墨田区に住んでいると以前は1坪150万円程度だった土地が2倍3倍に跳ね上がって中古マンションも新築時より値上がりの「不動産バブル」を実感するけど、東京都に隣接する市川市の住宅地にある古家付き土地が0円で手に入る現実を見ると地価の高騰は局地的な異常現象なのかと感じる。 pic.twitter.com/ezHPda9G35
— 黒かどや (@kadoya1) May 29, 2023
それにしても不思議ですねえ。
なんで人口が減る国で不動産価格が上がるんだよ
— ゆな先生 (@JapanTank) April 18, 2023
ただし、日本の国土開発の見直しにはそれほどの猶予はありません。
無人化する日本。長期的に住む場所はちゃんと考えて住宅とかは建てなくてはならない。
人口が増えるエリアが、国土の3.1%のみになる(2050年国交省推計)。居住地域の約半数で人口半減。無人化するエリアは18.7%。
市町村別人口でいえば、全国平均マイナス19.8%、政令指定都市ですらマイナス7.1%。 pic.twitter.com/hLWgtfaiGL
— 木下斉 / 「日本の構造問題」を斬り、解決する! (@shoutengai) February 1, 2023
悲しいことに、不動バブルは人びとの価値観を変えてしまいます。
深センのボロ家で生まれた弟は日々勉強に励みスタンフォード大学を卒業しシリコンバレーの一流IT企業に勤め高額のボーナスを受け取り帰国しましたが深センの実家で怠惰に過ごしていただけの兄は不動産価格の値上がりで弟をはるかに超える金持ちになってましためでたしめでたしって話を中国人から聞いた
— ののわ (@nonowa_keizai) December 4, 2017
東京の不動産はいったい何の象徴なのでしょうか。
私は21世紀に入り東京ににょきにょきと生えるタワマンの根っこは、吸われた地方だと思ってます。
— のらえもん (@Tokyo_of_Tokyo) June 10, 2022