著名な音楽プロデューサーの松尾潔氏が、所属事務所であるスマイルカンパニーとの契約が終了したことを発表しましたが、その理由が話題になっています。
松尾潔氏は6月30日にスマイルカンパニーとのマネジメントの業務提携契約が中途で終了したことをTwitterで報告しました。
15年間在籍したスマイルカンパニーとのマネージメント契約が中途で終了になりました。
私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です。
私をスマイルに誘ってくださった山下達郎さんも会社方針に賛成とのこと、残念です。
今までのサポートに感謝します。バイバイ!
— 松尾潔 (@kiyoshimatsuo) July 1, 2023
松尾氏がラジオで、ジャニーズ事務所と同社の藤島ジュリー景子社長の事件への見解について発言したことが原因だとされています。また、スマイルカンパニー所属の山下達郎氏と竹内まりや氏も松尾氏との契約解除の方針に賛成したと述べています。
松尾潔氏が明かす「スマイルカンパニー契約解除の全真相」弁護士を通じて山下達郎・竹内まりや夫妻の“賛成事実”を確認 https://t.co/djPgGM726n #日刊ゲンダイDIGITAL #日刊ゲンダイ #松尾潔 #山下達郎 #竹内まりや
— 日刊ゲンダイDIGITAL (@nikkan_gendai) July 6, 2023
また、スマイルカンパニーに在籍する作詞家や作曲家は仕事の多くをジャニーズ事務所に依存していたともいわれています。
これを受けてスマイルカンパニーは公式サイトで、松尾との業務委託契約が双方の合意のもと終了したこと、松尾氏の上記のツイッターに対して声明を発表しました。
山下達郎の所属事務所が社長名義で声明 松尾潔氏との契約終了は「双方の合意のもと」 『サンソン』での「本人より大切なご報告」告知https://t.co/EoSg9O7jC6
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) July 5, 2023
7月9日14時から放送される山下達郎サンデー・ソングブックで、山下氏のコメントが発表されるとのことです。
山下氏は政治・社会問題にタッチしないという姿勢をとってきました。
あまり興味はないが、山下達郎氏は数多の政治・社会問題に対して「そんなことに付き合っている暇はない。私は音楽で」と、いなせ(?)に突き放す態度を示してきたのは事実。だが、これを読むと少なくとも真摯に対峙していなかったことが分かる。結局、working for the… https://t.co/ypmQIgzoWo
— 蓮池透 (@1955Toru) July 6, 2023
ただし、松尾氏の主張は一方的だという意見も見られます。
松尾潔が一方的に自分の立場を釈明してるだけ。ジャニーズ事務所側で結論出すことであり、山下達郎に説明責任などない。 https://t.co/2BztEBSI2B
— Yuji TANAKA (@ugtk) July 1, 2023
ファンでない人が「ファンが失望する」と代弁しているのはおかしいという指摘もあります。
どうして貴方が「日本全国の山下達郎ファンや竹内まりやファン」を代弁できるのだろう?
私(ジャーナリスト)がすべきことは「これが事実なら」と書くことではなく、独自に事実を検証することではないですか? https://t.co/LSQnUnUyUC
— kentarotakahashi (@kentarotakahash) July 7, 2023
記者は一方の発言を鵜呑みにしての批判は慎むべきだという批判も見られます。
図らずも日本の芸能活動全般について考えるきっかけとなるのでしょうか。それとも特定のセクトの内輪もめで終わるのでしょうか。