左派が恐れる?!ツイッター新機能「コミュニティーノート」の真価を問う

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

Twitterの新機能「コミュニティーノート」が話題になっています。

評価者が書き込みに背景情報(補足説明)をつけられることで、フェイクニュースの拡散やエコーチェンバー現象の防止が期待されていますが、いわゆる「左派・リベラル」と分類される一部の方々には随分と不評のようです。

コミュニティノートを否定するTweetにも、さっそく背景情報をつけられて被弾する津田氏。

「コミュニティノートなんて、単なるクソリプ・嫌がらせだ!」との批判は、これまでは自分たちだけの「気持ちいい世界」が壊されることへの抵抗なのでしょうか…。

「匿名の評価者になぜ補足説明をされなければならないのか」「匿名では信頼できない」と実名性を求める声もありますが、これは表現の自由の観点から問題ですし、匿名だから機能しないというのも論理の飛躍です。

この点は、情報やデータの専門家である米重さんが冷静に指摘をしていることに、私も同感です。

加えて、このコミュニティーノート機能は「自浄作用」を持っており、内容が他者に評価されなければ消えたり非公開になることから、不正確な説明や過剰な批判が氾濫することを避ける仕組みも備わっています。

これ、実際に検証してくださった方がいるので、連続ツイートを読むと興味深いのですが、思った通り「評価の低い背景情報」はやがて消えるか非公開になって淘汰されているようです。私が見ている実感とも一致していますね。

というわけで現時点までの動きを見る限り、正確な情報発信を行っていれば恐れる必要はありませんし、どんな立場の発信者に対してもそれなりに公平に機能する仕組みではないかと感じています。

リプライ欄を閉じて、エコーチェンバーの中で安心感を得ているような人たちは、心地よさを害されることが嫌かもしれません。

しかし、逆に新しい視点や意見が共有されることで、より多様な意見交換が促進される可能性もあり、大いに前向きに捉えるべきではないでしょうか。

最近はさらに毀誉褒貶が激しいツイッタランドですが、試行錯誤しながら情報の偏りを防ぎ、常に進化する論争の舞台になることを、一人の政治家としてもツイ廃としても願うばかりです。

それでは、また明日。

コミュニティノート Twitter HPより


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2023年7月22日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。