著書『人新世の「資本論」』でヒットを飛ばし、現在は東京大学大学院准教授である斎藤幸平先生が「“大谷選手はあんなにすごいのに1億円しかもらえない”となってもいいと思う。(中略)そうではなく、彼らも働きながら週休3日でずっと野球を続けられるような社会だ」と訴えたことが話題になっています。
「所得上限を設けて再分配。“大谷選手も1億円しかもらえない”でいいと思う」 斎藤幸平氏が提唱する“脱成長”3つのポイント ABEMA Times
ちなみに、大谷選手の年収は6500万ドル(約87億8000万円)程度だと推定されています。年俸の約3000万ドル(約40億円)とフィールド外でのスポンサー収入などで約3500万ドル(約47億3000万円)になると言われています。
大谷翔平の年収87億超え「MLB新記録」と米誌試算 東洋経済オンライン
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人は数年前のことでも忘れてしまいます。しかし、学者の先生が100年前に失敗した歴史を忘れるのはどうなのでしょうか。
『人新世の「資本論」』の印税はいったいいくらなのでしょうか。
1億円という上限が恣意的だという冷静な指摘も。
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政府の政策に反対しているようで実は政府と同じことを言っているという皮肉な発言となりました。
頭の良い人はじぶんでやれば社会主義は失敗しないと思っているのかもしれません。
文系の先生の就職問題だという穿った指摘も。
「歴史は繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として」にならないといいのですが。