たびたび登場し必ず炎上する「底辺の仕事ランキング」ですが、さいきんはその評価の見直しが進んでいるようです。
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もちろん、仕事に底辺も上級もありませんが・・・。
「底辺の仕事ランキング」とかいうのを見て気分が悪くなった。仕事に底辺も上級もないよ。でも底辺と断じるのがよくないと分かる人も、「尊い仕事」と言って一部特殊な仕事を崇めることがある。上を作るというのは、同時に下が出来るということ。見下すな、そして崇めるな。仕事はすべて尊いんだ。
— 倉田真由美 (@kuratamagohan) August 11, 2023
人の行く裏に道あり花の山。ビジネスの基本は底辺/上級よりもニッチを探すことです。
底辺の仕事ランキング、職業差別だって炎上したけど、ゴルフボールの球拾いの年収が1200万円だったりするので、人のやりたがらない仕事にこそチャンスがあったりする。 pic.twitter.com/3NWXSHKcHU
— お侍さん (@ZanEngineer) August 11, 2023
何をもって「底辺」かは価値観によるようです。
底辺の仕事ランキング
1位 転売ヤー
2位 迷惑系Youtuber
3位 陰謀論活動家
4位 政治活動家
5位 あやしいNPO法人#底辺の仕事ランキング— Cervidae☀️ (@shikana22625318) August 12, 2023
いろいろな立場の人がいてその立場によっていろいろな「底辺」があります。
こんな「底辺」もあります。地球の「底辺」を目指すのもいいかもしれません。
【底辺の仕事ランキング】
1位:潜水調査船パイロット(水深約6500メートル)
2位:地下鉄運転士(最大深度約60メートル)
3位:潜水士(水深約60メートル)地球の7割は海で、関東圏の通勤者1500万人の半数に相当する750万人を輸送するのが地下鉄です。
きみも底辺で働いてみないか?カッコいいぞ!
— さるのっち隊長 (@hirobanosaruno) August 12, 2023
批判殺到と言ってわざわざ取り上げるマスメディアに疑問の声も。
こういう事を平気な顔して電波に乗せて全国発信する放送局こそ底辺の仕事。
ここに出ている業種何一つ欠けても日本が成り立たない重要な素晴らしい職業ランキングである。 https://t.co/HqdtyEj1Kk— 志垣竜一 (@RyuichiShigaki) August 11, 2023
ランキングは要不要/収入の多寡とはあんまり関係がないようです。やはりみんなのあこがれはいつの時代も地主なのでしょうか。
とび職などの躯体三役は恵まれた体とそれお維持する努力も必要ですし、かなり頭脳を使います。知力+肉体労働はホワイトカラーがほとんど不要になってもしばらくならないのではないでしょうか。
【底辺の仕事?】『お父さんは鳶職』 軽蔑していた父親が命懸けで働く姿を目の当たりにした高校生の作文が話題に
「父親の生き様こそ本当の男の生き方、僕も親父の跡を継ぐ」https://t.co/8mpdJhoCTB— もえるあじあ ・∀・ (@moeruasia01) August 11, 2023
現場ではみんなプライドをもって仕事をしています。
仕事をボロカスに言うけど実は誇りを持っている #現場猫 pic.twitter.com/AxoaDBuLkQ
— からあげのるつぼ (@karaage_rutsubo) July 13, 2020
終身雇用の維持が困難になってきており、かつてなく現業職が見直されつつあります。
現業は年齢関係なくちゃんと働けてる人が多いので配慮してる会社が多い。かたやホワイトカラーの事務職なんて元から大して働いてない人が多いのでもめる余地が無いw https://t.co/QFefhwfaTs
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) July 20, 2023
日本の最大の課題は社会を維持するのに必要な仕事のミスマッチをどうやって埋めていくかになります。
特定の職業の需給がこれだけ乖離しているのに給料が上がらない「計画経済」はそろそろ見直されてもよいのかもしれません。